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ドトーの液晶モニタテスト! 第4回

[特集] オレ達はイイモニタが欲しいんだ!

液晶を いま買わなきゃ いつ買うの!?【24インチハイエンド編】

2008年05月23日 21時30分更新

文● 山田 広樹

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これ1台でほぼ全ての用途に対応!
なんでも来いの24インチハイエンド

 今回紹介するモデルは地デジ/アナログTVチューナーこそ搭載しないものの、テレビに必要と思われる入力端子、機能などを網羅したモデルとなる。メーカーごとの特徴もかなり強く表われているので、じっくりと選んでいこう。

BenQ
FP241VW

サイズ/解像度 24インチワイド/1920×1200ドット スピーカー
入力端子 D-Sub15ピン、DVI-D(HDCP対応)、HDMI、コンポーネント、S端子、コンポジット
設置面積 幅700×奥行き135.6×高さ471.4mm 重量 10kg
実売価格 約11万円前後

テレビ風のデザインでちょっと変わったモデルが欲しい人に

 テレビ風のスタンドを持ち、画面上部に小物を置ける棚を設けるなど、外観以上に便利さも追求したモデル。黒挿入による動画ボケ改善機能「PerfectMotion」を搭載。同機能は3段階に調整でき、スポーツ映像などハッキリとボケが減っているのが分かる。その代わり画面はかなり暗くなる。海外メーカーらしくD端子入力ではなく、コンポーネント端子を搭載。最安値クラスでは10万円を切る場合もある。

設定ボタン

設定ボタンは左の柱に大きく設置されているので操作は楽だが、OSDメニュー内での操作はやや慣れが必要。また、メニュー画面の切り替えに1秒近くかかるのが気になった

奥行き

大柄なボディだが、奥行きは意外と必要ない。スタンドの画面角度調整はチルトのみ行なえる

入力端子

入力端子はPC入力2つのほかに、HDMIとコンポーネント、S端子、コンポジットを搭載。音声入力端子はないので、外部スピーカーが必要だ

■関連サイト



アイ・オー・データ機器
LCD-MF241X

サイズ/解像度 24.1インチワイド/1920×1200ドット スピーカー 2.5W+2.5W
入力端子 D-Sub15ピン、DVI-D(HDCP対応)、HDMI、D端子(D5対応)、S端子/コンポジット
設置面積 幅566×奥行き228×高さ418mm 重量 10.8kg
実売価格 約10万5000円前後

テレビっぽい発色で動画再生に強い

 赤色が強いテレビっぽい発色が特徴的。PC画面を見ながらほかの入力からの映像が小窓で閲覧できる「ピクチャーインピクチャー」(PinP)機能を搭載し、子画面のサイズ変更はもちろん、半透過表示ができるなど機能面の充実は文句なし。リモコンが付属するほか、映像入力の切り替えも素早く使い勝手がいい。国産メーカーらしく、D5入力(1920×1080ドット)に対応するD端子入力を備えるのもポイント。しかし、画面の表面がビーズ状にキラキラと輝き、高輝度設定では目が疲れやすいのが気になった。

設定ボタン

設定ボタンは前面に搭載。電源も含めてタッチセンサーで操作できる。しかし、タッチセンサーの感度はやや微妙で、ややもたつくことも。

入力端子

HDMI×2にD端子入力と、AV機器向けとしても十分利用できる

USBハブ

左側面にUSBハブを3つ搭載



三菱電機
VISEO MDT242WG

サイズ/解像度 24.1インチワイド/1920×1200ドット スピーカー 5W+5W
入力端子 D-Sub15ピン、DVI-D(HDCP対応)、HDMI×2、D端子(D5対応)、S端子/コンポジット
設置面積 幅558.5×奥行き270×高さ410.4mm 重量 11.2kg
実売価格 約12万円前後

ソツなく使える三菱のエンタメ向けフラッグシップ

 黒挿入技術「MPエンジン」で動画ボケを低減。同様の機能を搭載した他機種と比べて画面があまり暗くならず使い勝手がいい。効果も高く、サッカーなどはボールがかなり見やすくなる印象だ。画面は表面がサワサワした印象があるが、90センチ程度の実使用距離ではそれほど気にならない。HDMIからの音声入力は光デジタルでの出力が可能と、ディスプレー単体としての使い勝手はバツグン!

操作ボタン

OSDメニューの操作には画面下の十字スティックを使用する。メニューの移動が感覚的に分かりやすい。そのほか、MPエンジンの切り替えボタンやピクチャーインピクチャーの子画面切り替えなどもボタンで行なえる

入力

PC入力以外の入力端子は本体左側面に配置。わざわざ下面をのぞき込まなくて良いので作業がしやすい

リモコン

入力切り替えや画質調整などが行なえるリモコンが付属。ボタンも大きめで操作しやすいが、本体側も含めて反応がややにぶいことも

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