バイクにも乗せたいコンパクトな「200-SL001」
大型の200-SL002に対し、「車載用セキュリティボックス(アクセサリ対応)」(型番:200-SL001)はシートの下あたりに設置することを目的とした小さめのボックスだ。曲面構造のボディー上部がパカッと開き、車のグローブボックスのように使いやすい。容量的には携帯電話(もしくはPDA)+サイフといったところ。アルミ合金製だが、肉厚なボディーは簡単にこじ開けられるほどやわではない。
両製品ともに本体のフタを開けるためのロックのほかに太いワイヤーが付属しており、各ボックスを設置する際に車両の一部(シートレールなど)に通し、ケーブルの終端をボックス内部に入れてフタを閉じることでボックス自体の持ち去りを防止できる。どちらも作りは当然ながら頑丈で、動力工具でも使わなければまず開きそうにないほか、ワイヤーもかなり頑丈で金ノコなどでの切断にもかなり時間がかかる代物だ。また、200-SL002は円筒状のキーを採用するなどピッキングにも強そうな印象だ。
オープンカーやソフトトップコンバーチブルといった“気軽に駐車しにくい車”にはもちろん、ハードトップでも人通りの少ない(寂しい)場所でちょっと車を離れるときに、従来であれば貴重品類は自分で持ち歩くしかなかった(外から見えにくい車内に置くだけでは車上荒らし対策にもならない!)。
また、200-SL001のサイズだとバイクに取り付けてバイク用の小型ナビなどを気軽に放り込んでおくのもよさそうだ。もっとも、どちらも防水性はないため雨が直接かかるバイクでの利用時には、カバーなどを掛ける必要はあるだろう。
車だけでなく自宅の貴重品入れにも
この製品は、家庭においてもちょっとした貴重品入れとして便利だ。ASCII.jpの読者ならばPCのネットワークに関するセキュリティーには十分気を配っているだろうが、通帳や印鑑などの現物に関しては自宅で気軽に置きっぱなし(出しっぱなし?)というケースもあるのではなかろうか。いわゆる耐火金庫のような大仰なものは置きたくないという人でも、200-SL002や200-SL001なら自宅にひとつ、お出かけの際には車内にひとつ置いておくと便利で安心だろう。
オートセーフ(autosafe)の主なスペック | ||
---|---|---|
製品名 | 車載用セキュリティボックス (ノートパソコン対応) |
車載用セキュリティボックス (アクセサリ対応) |
品番 | 200-SL002(WEB限定品) | 200-SL001(WEB限定品) |
外形サイズ | 幅405×奥行き342×高さ100mm | 幅185×奥行き150×高さ97mm |
内部サイズ | 幅386×奥行き312×高さ88mm | 幅175×奥行き140×高さ87mm |
重量 | 5.5kg | 1.8kg |
価格 | オープンプライス (サンワダイレクト価格:3万9800円) |
オープンプライス (サンワダイレクト価格:1万2800円) |