浜崎あゆみや倖田來未の音楽著作権管理を行なっているイーライセンスとYouTubeが包括利用許諾契約を結んだ。
これにより、イーライセンスが管理する1万7800曲について、ユーザーが歌ったり、演奏した動画を公開することが可能になった。原則すべての楽曲に対して許諾を出す(権利者側の判断で削除を要請する可能性はある)。また、必要な権利処理を行なうことが条件になるが、レコードレーベルなどもイーライセンス管理楽曲のプロモーションビデオをYouTube上に投稿できる。
イーライセンスの管理楽曲には、浜崎あゆみの「Guilty」「Together When...」、大塚 愛の「恋愛写真」「甘い気持ちまるかじり」、KREVAの「ストロングスタイル」「ビコーズ」「くればいいのに」、倖田來未の「anytime」「愛のうた」、KEN-Uの「DOKO」「緑の海 feat.DOMINO-KAT」 ZEEBRAの「Bushido-main-」「My People feat.加藤ミリヤ」などが含まれる。
YouTubeは3月にスピッツなどの楽曲などを管理するJRC(国内3位)と包括契約を結んでいるが、これに国内2位のイーライセンスが加わったことになる。ただし、ニコニコ動画などと契約を結んでいる国内最大手のJASRACとの間は、依然として利用許諾契約は結ばれていない。