広く、深く、打ちやすいキーボード
キーボードの打ちやすさも特筆したい部分である。縦横17.5mmピッチとフルサイズ(19mm)の92%のサイズを確保している。ストロークも深くタッチも上々だ。
CPUはVIAのC7-M ULVで、XPより負荷のかかるVista搭載機ということもあり、性能面に若干不安が残る。チップセットはグラフィックス機能(Chrome 8)を統合したVIA 896だ。動画視聴時の快適性などは追ってレポートしたい。OSに関してはWindows XPにダウングレードできる(別売で「XPリカバリメディア」を用意)ので、必要に応じて選択するといいだろう。
通信機能に関しては、10/100/1000BASE-Tと無線LAN(上位はa/b/g、下位はb/g)、さらにBluetooth 2.0+EDRを装備している。カードスロットはSDメモリーカードとExpressCardスロットなので、PCカードやCFタイプの通信カードと組み合わせて使うことを考えていた場合には注意。
気になるバッテリー寿命に関しては、標準の3セルタイプで2.3時間、6セルタイプで4.6時間(ともにJEITA測定基準)。上位モデルは6セルと3セルが両方付属する。本体サイズは幅255×奥行き166×高さ35.5mm(最薄部27.2mm)、重量は3セルタイプを装着した場合で1.27kgとなる。