HOYA(株)は19日、「PENTAX」ブランドのコンパクトデジカメ「PENTAX Optio V20」を発表した。6月上旬に発売する。
3インチの背面液晶ディスプレー(約23万ドット)と光学5倍ズーム(36~180mm相当、F3.5~5.6)を搭載。昨年11月に発売された「Optio V10」(関連記事)のレンズと撮像素子、本体色(ブラックからシルバーへ)を変更したモデルとなる。
CCDの画素数は有効約800万画素と変わりないが、1/2.35インチと従来の1/2.5インチより若干大型化している。記録メディアはSDメモリーカードで、約51.1MBの内蔵メモリーも備える。光学式手ぶれ補正を搭載しない代わりに、感度は最大でISO 6400相当にまで対応する。
顔認識AF/AE、笑顔を認識してシャッターを切る「スマイルキャッチ」など、撮影した瞬間の「まばたき検出」といった撮影アシスト機能も装備する。バッテリーはリチウムイオン充電池(D-LI78)で、撮影可能枚数は約200枚(CIPA規格準拠)。
本体サイズは幅約97.5×奥行き23.5×高さ56.5mmで、重量は約130g(本体のみ)/約145g(装備重量)。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は3万円前後になる見込み。