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リポート:日本最大のレゲエの祭典「Sound Gate 2008」にアルパインが出展

車載iPodが奏でる迫力の重低音

2008年05月16日 18時23分更新

文● MacPeople編集部

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カーオーディオ・カーナビメーカーのアルパイン(株)は10日、幕張メッセベイサイド野外特設ステージで開催された国内最大級のジャパニーズレゲエイベント「Sound Gate 2008」に、iPod専用カーオーディオ「iDA-X001」を搭載した「smart fortwo cabrio」の特別仕様車を出展した。

smart fortwo cabrio

「smart fortwo cabrio」は、排気量1000ccの2人乗りコンパクトクーペ。天井の幌を外すことでオープン感覚を味わえるカブリオレ仕様だ。「iDA-X001」は同車の標準オーディオとして採用されている

iDA-X001」の特徴は、iPod同様の快適な操作性だ。センタージョグホイールはiPodのクリックホイールのように回転させることで曲送りや各種選択が可能。絶えず振動にさらされる走行中の車内では、確実に操作できるツマミタイプのホイールは正解だ。

さらに、2.2型のモニター部には、アートワークやiPodと同様の項目名が表示される。1DINサイズのオーディオユニット内でこれだけの情報を一度に表示できる機種は同社のみだ。

smart fortwo cabrio

iPodのダイレクト接続のほか、USBフラッシュメモリー内のMP3なども再生可能。FM・AMラジオはあるものの、CDやMDなどのスロットは備えない潔さだ。いまやカーオーディオ業界では、大容量でショックに強いシリコンオーディオはスタンダードと言っていい

もちろん音質もチューニング済みだ。今回の展示車両には、スピーカーの位置やシートの素材、車内の空間などを解析して車種ごとに最適な音量・音質を調整できる別売りのIMPRINTサウンドシステム「PXA-H100」を搭載。小型車とは思えないほどの重低音とクリアな音質を車内に再現していた。

smart fortwo cabrio

展示車両は、重低音の迫力を増すサブウーハーと小型スピーカーをハッチ内に増設し、メインイベント直前の雨で冷えた会場を、大音量とレゲエダンスで大いに盛り上げた

smart fortwo cabrio

「smart fortwo cabrio」を音源として、激しいレゲエダンスが始まると一気に人が集まった。トランク部分にサブウーハー×2基、小型スピーカー×4基を積むことで、豊かなレゲエサウンドを再現しつつ、音量も確保していた

雨もすぐに蒸発してしまうのではないかと思えるほどの人、熱気、そして音楽! 若者を中心におよそ1万人以上も集まったという


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