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特集 イイ!(・∀・)テレビ 第2回

特集 イイ!(・∀・)テレビ

薄型テレビ、10の疑問と5つの地雷

2008年06月03日 16時23分更新

文● 西川由美子、トレンド編集部

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Q7 倍速機能ってどうして必要なの?

倍速駆動の仕組み。前後の流れからフレームを補間することでブレを軽減し、動きを滑らかに見せる

A7 通常、デジタル放送の映像は1秒間に60コマで構成されている。だが、動きの速い映像を液晶テレビで再現すると、次のコマへと移るときの映像の動きの変化が大きくなってブレを感じることがある。

 そこで採用されたのが倍速駆動。これは、1秒間60コマの映像を倍の120コマにするというもの。60コマの映像の1コマと1コマの間にテレビが補間的に映像を作り出すので、映像が滑らかになる。

 パラパラ漫画を想像してもらうとわかりやすいが、枚数が多ければ多いほど、動きが滑らかになるということになる。また、「24p」対応というのは、映画のフィルムの1秒24フレームの映像をプログレッシブ方式で再現できるという意味。



Q8 画質を決めるポイントってある?

A8 ポイントは「x.v.color」と「Deep color」に対応しているかどうか。この2つはどちらも色の再現に関する技術の名称だ。

x.v.Color対応イメージ

 x.v.colorはソニーの商標で、国際色域規格「xvYcc」に対応した機器を示している。「自然界に存在している人間の目が識別できるほとんどの色が再現できる」というのが特徴で、従来よりも広い色域を再現できる。対応機種はソニー以外に、他のメーカーからも発売中だ。

x.v.Color、Deep Color両対応のソニー製BDレコーダー「BDZ-X90」

 Deep colorは8bitを超える色情報を扱える色深度の規格で、色階調が豊かなのが特徴。

Deep Color非採用時のイメージ。グラデーションが等高線状に表示される

Deep Color採用時のイメージ。微妙なグラデーションを再現できるようになる

 Blu-rayなどの高画質を楽しみたい人は、この双方に対応しているモデルを選ぶのがベスト。だが、これ以外にも、明るさやコントラスト、色味など画質を決める要素はあるので、最終的には目で見て判断したい。とはいえ、これらの企画に対応しているのは現状各メーカーの上位機種となるため、画質に問題は出にくいだろう。なお、どちらもHDMI ver.1.3以上の機器であることが必須条件となる。テレビが対応していても、レコーダーが非対応では意味がないので注意が必要だ。

地雷その4 ゲームをしたら、なぜかワンテンポ遅れている!

 ゲームをデジタルテレビで楽しむとき、コントローラーの動きと画面の動きにズレを感じることがある。これは、入力された映像を高画質化するための処理がテレビ内で行なわれるためにタイムラグが生じ、コントローラーの動きについて行けなくなって起きる現象だ。そのズレを低減するための機能として、これらの処理をスキップする「ゲームモード」がある。現在ゲームモードを搭載しているのはビクターや東芝、ソニーなどだ。

 ちなみにビクターのゲームモードは1秒間120コマの倍速液晶の機能を活かし、画面表示のズレ(残像)を低減するというもの。動きの速い映像を滑らかに再現する倍速液晶の技術をゲームにも活かしているわけだ。また東芝の「新ゲームモード」はゲームの映像を画面に映しだすまでのタイムラグをテレビが自動調整し、ズレを低減するというもの。このように、一口にゲームモードと言ってもメーカーによって処理の方法は異なる。いずれにせよゲームユーザーなら対応モデルを選ぶのが◎だ。

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