軽快簡単なインターフェースが魅力だ!
ワンセグは観たい時にすぐ観られるお手軽さが特徴。操作に手間取って番組を見逃がしてしまっては本末転倒だ。ここではワンセグチューナーの顔ともいえる付属ソフトウェアのユーザーインターフェイスに注目しよう。
これらは一般に、スクリーンと再生コントロールを中心にチャンネル一覧などの各種情報を組み合わせた構成となっている。それぞれのインターフェースは、一見しただけではどれも同じように思われるかもしれないが、大別するとチャンネル一覧であればチャンネル名のみを表示するモデルと、放送中の番組名を合わせて(あるいは状況に応じて)表示できるモデルのふたつがある。デジタルテレビ放送でのチャンネル変更は4秒前後の待ち時間を要することから、選択したい番組に直接ジャンプできる状態が望ましいだけに、先のようなケースでは後者が大変便利だ。
このようにウィンドウ上にどの程度まで情報が盛り込まれるかによって視聴のしやすさが大きく変わる。各モデルのユーザーインターフェイスを画面でじっくりと見比べてみよう。
バッファロー
アイ・オー・データ機器
コレガ
ロジテック
なお、視聴機能についてはワンセグを楽しむうえで欠かせない字幕とデータ放送をすべてのモデルがサポートしている。特にデータ放送ではページの項目をクリックするだけでその操作が可能で、これはPCならではの大きな魅力のひとつといえる。
放送中の番組をビデオのように巻き戻したり一時停止できるタイムシフトをはじめ、メモをとりたいときに嬉しい静止画撮影機能などその他の視聴機能は以下の表にまとめたので、是非ともそちらをご確認いただきたい。
DH-KONE/U2V | GV-SC300 | 3SGTRM | LDT-1S30X4U | |
---|---|---|---|---|
30fps化 | × | ○ | × | × |
タイムシフト | ○ | ○ | △ | ○ |
静止画記録 | ○ | ○ | × | × |
アイ・オー・データ機器の「GV-SC300」は通常フレームレート15fpsのワンセグ映像を30fpsにフレーム補完する「なめらかモーション」を搭載することで高画質化を図っているのが特徴。なお、コレガの「3SGTRM」のタイムシフトは、機能そのものはないのだが番組を一旦録画することにより同等の操作を実現できるため表記を△にしている。
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