録画した番組の管理はソート・グループ化に注目
ここでは録画管理機能と再生機能について見ていこう。まずはワンセグチューナーで録画した番組の表示だが、これは録画した番組をリスト形式で表示する方法をとるのが一般的。録画した番組の再生や削除をはじめとする各種操作はこのリストから行なうことになる。
そこで注目したいポイントが、番組の並べ替え機能と検索機能のサポートだ。視聴がメインで録画はそれほどしないのであれば別に意識する必要はないが、さまざまな番組を録画して楽しもうと考えた場合にはすぐに録画した番組だらけになり、並べ替えや検索といった機能を用いなければ録画した番組を効率よく表示できなくなってしまう。
この点に関しては各モデルで対応が大きく異なり、まったくサポートしないものもあれば十分な機能を備えるものも存在する。その中でも特に優秀なのはアイ・オー・データ機器の「GV-SC300」だろう。コンテンツ表示はサムネイルとリストとふたつの方式をサポートし、再生回数を基準とする並べ替えやジャンルごとによる番組の抽出も行えるなど強力な内容となっている。
バッファロー
アイ・オー・データ機器
コレガ
ロジテック
再生については、大半のワンセグチューナが簡単な再生コントロールのみのサポート。なお、再生に関する注意としては、コレガの「GV-SC300」では録画処理の実行中に既に録画した番組の再生を行えない。この点はやや厳しいポイントといえる。再生機能の詳細は以下の表をご覧いただきたい。
DH-KONE/U2V | GV-SC300 | 3SGTRM | LDT-1S30X4U | |
---|---|---|---|---|
すでに録画してある番組を録画中に再生 | ○ | × | ○ | ○ |
一時停止 | ○ | ○ | ○ | ○ |
早送り・巻き戻し | ○ | × | ○ | × |
(次ページへ続く)
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