コンテスト入賞の「逸品」がズラリ
ビアフェスに集められた地ビールの多くは、単なる地ビールではない。実は、日本も含めたアジア地域のビアコンテスト「ジャパン・アジア・ビアカップ」に入賞した「お墨付き」が取り揃えられている。その中から、ほんの一部だけをご紹介しよう。
富士桜高原麦酒
富士山のふもと、山梨県で作られている「富士桜高原麦酒」。「ヴァイツェン」「ラオホ」「さくらボック」「メルツェン」「チョコレートウィート」の5種類を用意していた。ちなみに「ラオホ」は10年連続でジャパン・アジア・ビアカップを受賞しているという(今年は「フレーバーラガー」部門の銀賞だった)。
銀河高原ビール
「銀河高原ビール」といえば、飲食店での取り扱いも多い、国内の地ビールで知られた存在。本社と醸造所は、岩手県にある。会場では「ヴァイツェン」「小麦のビール」「ペールエール」の3種類が試飲できた。このうち「ヴァイツェン」がジャパン・アジア・ビアカップの「ヴァイスビール」部門の金賞を受賞している。
CHIMAY(シメイ)
日本の地ビールに混ざって、米国の「ANCHOR」(アンカー)や、ベルギーの「CHIMAY」(シメイ)といった輸入ビールもいくつか見かけた。シメイは、ビアバーなどでは瓶に入ったものが一般的だが、会場ではビアサーバーを使って「ホワイト樽生」を提供していた。