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涙と笑いの取材メモ!

高橋名人が連射で手ぶれ補正に挑む

2008年05月03日 13時00分更新

文● 盛田 諒/トレンド編集部

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連射開始!


 いよいよ実験に入ろう。光学式手ぶれ補正の精度に定評があるパナソニックのデジタルカメラ「DMC-FZ50」をスタンバイして、連射をしていただく。今度はぼくの口がぽかんと開いてしまう。

名人 最近では12~3連射ぐらいかなぁ。自分もそろそろ50歳間近ですからね。

 そんな謙遜をしながら連射をはじめた名人だったが、その驚異的な身体能力は映像を見れば一目瞭然。

 ちなみに手元に設置されているのはご存知「シュウォッチ」、連射の速さを測定するマシーンだ。蛇足ながら、編集部の一人がいまだ愛用しているというヴィンテージを借りて使用させてもらっている。

シュウォッチ

ファミコン世代には懐かしいシュウォッチ。ちなみに裏側には編集者の名前(ひらがな)が油性マジックででかでかと書かれている

 「手ブレ補正モード」をオンにした状態でシャッタースピードを何段階かに設定し、ハドソンのWii用ゲーム「DECA SPORTA(デカスポルタ) Wiiでスポーツ“10”種目」を撮影してもらうという企画だが、もう興味も視線も完全に名人の指先に釘づけだー!

 そこで、無理だろうなとおどおどしながらシュウォッチへの連射をお願いすると、あっさりオーケーをもらえた! あらためて名人がかもす大人の魅力にうっとりしながら、連射を開始していただく。

 結果は1秒あたり12回。「最初に言ってくれればもっと出たかも」と高橋名人は話す。いまだ驚異の連射数を誇る名人技はもちろんだが、連射を打つフォームの美しさと安定感には感銘を受けた。あらためて深く頭を下げ、取材はそこで終了となった。

 帰り道えんえんと編集長にどつかれながらも幸せな気持ちでハドソンを後にしたぼくだったが、編集部でカメラを確認してみると、その驚くべき写真に目を丸くした。

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