モデルにより大きく異なるユーザーインターフェース
BDレコーダーは先のページで触れたとおり録画や再生に特化した機器だけあって、基本的な録画・再生機能はどのモデルも整っている。特に今回紹介しているBDレコーダーはすべてのモデルでH.264/MPEG-4 AVCでのトランスコードをサポートするなど、現在販売されているデジタルビデオレコーダーの中でも充実した構成だ。
それなら番組の録画・再生はどのモデルでも似たようなものなのかといえば、必ずしもそうはならない。というのもユーザーインターフェースの設計や機能の動作がモデルによって異なるからだ。特にリモコンは、扱いやすさに直結する大きなポイントである。ここではまず、一番手に取る部分であり、BDレコーダーの操作に欠かせないリモコンを見ていこう。
メーカーの思想が濃く出る付属リモコン
付属しているリモコンは、松下電器、ソニーともに特色を前面に出したリモコンとなっている。DMR-BW900のリモコンは、ボタンを大きく配置することで、EPGでの番組選択時の番組録画の操作を行ないやすく設計されている。一方BDZ-A70のリモコンは、リモコン上の限られたスペースに数字ボタンをはじめ、カーソルや再生ボタンといった使用頻度の高いボタンを配置している。
DMR-BW900
BDZ-A70
今回は紹介できなかったが、シャープのリモコンなどは視聴中の番組を録画したい時に、録画ボタンを押せば番組終了時に自動で録画が停止する「らくらく一発録画ボタン」、三菱電機のBDレコーダーはタッチパネル付き液晶ディスプレーをリモコンに採用しているのが特徴だ。
(次ページへ続く)
この連載の記事
-
第5回
PCパーツ
手段を問わないTVキャプチャー環境【携帯電話・PSP・DS編】 -
第4回
PCパーツ
手段を問わないTVキャプチャー環境【ワンセグチューナー編】 -
第3回
PCパーツ
手段を問わないTVキャプチャー環境【地デジPC編】 -
第2回
PCパーツ
手段を問わないTVキャプチャー環境【アナログチューナー編】 -
第-1回
PCパーツ
手段を問わないTVキャプチャー環境 - この連載の一覧へ