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手段を問わないTVキャプチャー環境 第1回

[特集]深夜アニメをフルコンプ!

手段を問わないTVキャプチャー環境【BDレコーダー編】

2008年05月12日 19時32分更新

文● 伊藤 裕也

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モデルにより大きく異なるユーザーインターフェース

 BDレコーダーは先のページで触れたとおり録画や再生に特化した機器だけあって、基本的な録画・再生機能はどのモデルも整っている。特に今回紹介しているBDレコーダーはすべてのモデルでH.264/MPEG-4 AVCでのトランスコードをサポートするなど、現在販売されているデジタルビデオレコーダーの中でも充実した構成だ。
 それなら番組の録画・再生はどのモデルでも似たようなものなのかといえば、必ずしもそうはならない。というのもユーザーインターフェースの設計や機能の動作がモデルによって異なるからだ。特にリモコンは、扱いやすさに直結する大きなポイントである。ここではまず、一番手に取る部分であり、BDレコーダーの操作に欠かせないリモコンを見ていこう。

メーカーの思想が濃く出る付属リモコン

 付属しているリモコンは、松下電器、ソニーともに特色を前面に出したリモコンとなっている。DMR-BW900のリモコンは、ボタンを大きく配置することで、EPGでの番組選択時の番組録画の操作を行ないやすく設計されている。一方BDZ-A70のリモコンは、リモコン上の限られたスペースに数字ボタンをはじめ、カーソルや再生ボタンといった使用頻度の高いボタンを配置している。

DMR-BW900

数字ボタンにはリモコン上部のカバーを開ける必要があり、チャンネルの直接指定は面倒だ。HDCP対応の液晶ディスプレーに接続して「BDレコーダーでテレビの視聴も」と考える人には厳しいデザインかも

BDZ-A70

BDZ-A70のリモコン

こちらはソニーのBDレコーダーに付属するリモコン。よく使うボタンをすべて配置しており、さまざまな操作に素早く対応できる

 今回は紹介できなかったが、シャープのリモコンなどは視聴中の番組を録画したい時に、録画ボタンを押せば番組終了時に自動で録画が停止する「らくらく一発録画ボタン」、三菱電機のBDレコーダーはタッチパネル付き液晶ディスプレーをリモコンに採用しているのが特徴だ。

(次ページへ続く)

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