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ズバピタ秒殺!ウェブ検索テク 第1回

[特集]今まで手に入れられなかった情報が簡単に見つかる!

ズバピタ秒殺!ウェブ検索テク【キーワード検索編】

2008年05月04日 13時00分更新

文● 柳谷智宣/アバンギャルド、イラスト●渡辺 優

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ジェダイの騎士の決め台詞について語っているブログを探す

ジェダイの騎士、渋いっす

ジェダイの騎士、渋いっす

 休み中に「スター・ウォーズ」のDVDをご覧になった方も多いと思う。そして特定のシーンやセリフにビビっと感じるものがあれば、同じセンスを持つ人のブログを読みたくなるもの。

 例えばこの映画に頻繁に登場する「May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを!)」という有名な台詞を検索してみると、結果は約42万7000件。それぞれが頻出語のため大量にヒットしてしまうのだ。ここで「スター・ウォーズ」や「ジェダイ」といったキーワードを追加してAND検索しても、望みの情報は手に入る。

 しかし、一切スター・ウォーズの情報を出さず、決め台詞として愛用している人もいる。そんなページは大量の検索結果に埋もれてしまい、見つけることができない。

 そんな時はフレーズ検索を使う。方法はキーワードをダブルクォーテーションマーク「""」で囲むだけ。


検索窓に入力するキーワード

"May the Force be with you"



 これでフレーズそのものを丸ごと含んだサイトのみを検出できる。検索結果は約3万8600件と10分の1以下に絞り込めた。

ハン・ソロ船長やドドンナ将軍の名台詞に心惹かれた人たちの語りを満喫

ハン・ソロ船長やドドンナ将軍の名台詞に心惹かれた人たちの語りを満喫



ナントカ学を調べている高橋さんについて調べる

 フレーズ検索の便利な例をもうひとつ。ありきたりの単語を使って、あやふやな情報を探すのは骨が折れる。例えば、うろ覚えの会話から「○○学の本を出している高橋○○さん」を調べようとする際、「学 高橋」と入力しただけでは、約90万4000件がヒットする。そこでフレーズ検索を使ってみよう。


検索窓に入力するキーワード

"学 高橋"



 「"学 高橋"」とすると、約2万3600件に絞られ、○○学の本を出している高橋さんの情報が高い確率で表示されるようになる。

「学 高橋」だと高橋学という人の名前が大量にヒットしてしまう

「うる覚え」と「うろ覚え」はどっちが正しい? Googleチェックの落とし穴

 「うるぉーぼえ」と口で言っているぶんには通じるが、文書にする際は、きっちり書かなければならない。「うる覚え」と「うろ覚え」のどっちが正しいかわからない場合、手軽にGoogleで検索してチェックする手がある。「うるおぼえ」で検索し、約4万8000件もヒットし、Googleの検索支援機能「もしかして」に「うる覚え」と表示されている。「すわ、これが正解か!」と思いこむのは勇み足。

 念のために「うろおぼえ」で検索してみよう。約29万6000件と約6倍がヒットした。漢字で検索すればさらに差は顕著になる。「うる覚え」が27万6000件、「うろ覚え」が395万件だ。

トップにきているウェブサイトをよく読むと、誤用に関する内容も紹介されているのがわかる

トップにきているウェブサイトをよく読むと、誤用に関する内容も紹介されているのがわかる



 用語としてどちらが本当に正しいのか知りたければ辞書を引くのが確実。Google検索は、世間でどちらが多く使われているかを把握できるので、みんなが使っている言葉を使いたい、という場面で活用したい。

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