Xeser VI(続き)
拡張性は抜群、問題はその大きさを許容できるか?
内部の空間の広さや拡張性はさすがハイエンドケースといったところだ。内部にゴテゴテとベイやステーをいたずらに配置せず、冷却を重視しているため比較的組みやすい。
実際に使う上で一番気になるのは「ナチュラルに大きい」点だ。高さも60cm強あるため、床に直接置いてもかなりの場所をとる。購入者にとっては最初に箱から出すことが最初の試練になるだろう。ケース内に余裕があるため組み込み作業は楽だが、スクリューレスデザインのようでいて割とドライバーを多用するデザインも改善して欲しいところだ。
デザイン違いの兄弟ケース
ケース選びの上で外観は重要なポイントとなる。「Xeser VI」の性能には非常に納得がいくが、あのド派手な外観はどうも……という人がいるかもしれない。そんな人には、同一のシャーシを採用した同社のフルタワーケース「Armor+」をオススメしたい。「Xeser VI」の市場店頭価格が約3万6000円なのに対し、この「Armor+」(VH6000SWA)は約3万4000円と、2000円ほど安価なのもポイント。フロントアクセスポートにカバーが付いていないなどの細かな相違点はあれど、大きな違いはその外観だけだ。
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