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1000万画素デジタル一眼レフカメラ

レビュー:E-420

2008年05月06日 15時30分更新

文● 行正和義

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使い勝手を追求したAF機能の特徴


  「E-420」は、コンパクトデジカメと同じように撮影できる「ライブビューAF」をはじめ、AF機能が大きく進化を遂げた。まずは「ハイスピードイメージャAF」と呼ばれる、高速で高精度のコントラストAF機能を採用した点に注目したい。AF時にミラーダウンする必要がないコントラスト検出方式を用いているため、快適にライブビュー撮影できる。

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ファインダーを覗き込むと苦しい体勢のとき、ライブビュー撮影は非常に便利。やや濃い目に写りがちな同社ならではの発色も、不自然さは感じない

 とはいえ、AFに1秒程度かかってしまうので、動く被写体を撮影する際はファインダー撮影がお勧めだ。

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400分の1秒で撮影。動体はAF速度の速いファインダー撮影がいい。電車を撮るには、ピントを固定しておくのが基本だが、ファインダー撮影でも十分追従する

 ハイスピードイメージャAFに対応するレンズは、付属のレンズのほか同社が販売する単焦点のパンケーキレンズ「25mm/F2.8」がある。従来のレンズでライブビューAFを使うと、合焦に2~3秒かかってしまうので、本機以前に発売されたレンズの使用はお勧めしない。

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パンケーキレンズ「ZUIKO DIGITAL 25mm F 2.8」(価格4万9875円)を装着したところ。普段から持ち歩くカメラとして使っても差し支えないほどコンパクトだ

  そのほかの新機能としては、最大8人の顔を検出し、AFやAEを調整してくれる「顔検出」や、顔と背景を適切な明るさで撮影できる「フェイス&バックコントロール」といった、快適なライブビュー撮影を追求した機能が加わった。

  同社がラインアップする一眼レフの中ではローエンドではあるが、このようにAF機能を大幅に強化したおかげで上級者が持ち歩くサブカメラとしても楽しめるように仕上がっている。


【Conclusion】
○  コンシューマーモデルとは思わせない「外観」「性能」「機能」を搭載している。プロユーザーに対しても入門機特有の物足りなさを感じさせない。

×  やはりライブビューAFが遅い。特に従来の汎用レンズではAF速度が落ちる。軽くて小さくなったのはいいが、キットのレンズがやや安っぽい。

(MacPeople 2008年6月号より転載)


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