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1000万画素デジタル一眼レフカメラ

レビュー:E-420

2008年05月06日 15時30分更新

文● 行正和義

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ライブビュー機能を大幅強化!! 実用性と携帯性に秀でた本機


E420 【SPEC】
開発元●オリンパス(株) 販売元●オリンパスイメージング(株) 価格●オープンプライス(実売価格●本体のみ6万円前後、14~42mm/F3.5~5.6のズームレンズキット7万円前後)
http://olympus-imaging.jp/

CCD●17.3×13mm/有効画素1000万画素 記録メディア●CF(マイクロドライブ対応)、xDピクチャーカード マウント●フォーサーズマウント バッテリー●リチウム充電池(BLS-1) サイズ●幅129.5×奥行き53×高さ91mm 重量●約380g(本体のみ)

【COMMENT】
持ち運ぶのも苦にならないほどの、小さなボディーがウリ。ライブビューAFでコンパクトデジカメのように撮影できるので、初心者でも気軽に使える。


 「E-420」は、小型軽量のボディーで高い支持を得た「E-410」の後継機だ。液晶モニターが2.5から2.7インチに大型化したものの、前モデルと変わらないサイズを保持しており、優れた携帯性を継承している。

01

付属の標準レンズを装着したところ。基本的に本体前面は前機種の「E-410」を継承しているが、グリップ部の形状が立体的になり、握りやすく改良された

02

上面にはモードダイヤルと電子ダイヤルなどがコンパクトに並ぶ。電子ダイヤル部のデザインは「E-410」と微妙に異なっている

03

液晶モニターは「ハイパークリスタル液晶II」と名付けられ、視野角が広がった。特にフリーアングルの撮影時に見やすい

  大きく進化した点は、「ライブビューAF」機能を搭載したこと。液晶モニターを見ながらピント合わせができるため、初心者でも扱いやすい。また、「μ」シリーズに搭載している「パーフェクトショットプレビュー」機能を装備。撮影前に露出補正やホワイトバランスの補正画面が表示されるため、撮影イメージを事前に確認できる。そのほか、連写速度を3枚/秒から3.5枚へ高速化、明部と暗部をより自然に描写できる「シャドー・アジャストメント・テクノロジー」という階調設定の追加など、細かい点も強化されている。

 コンパクトデジカメと同じ使い勝手で撮影できる機能を複数搭載したため、一眼レフデビューを果たしたい人にもお勧めのカメラだ。


(次ページに続く)

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