CM 690(続き)
ミドルレンジクラスに最適
側板の厚みなどに目をつぶれば、「Centurion 5」よりも格段に使い勝手のよいケースに仕上がったといえるだろう。熱くなりそうなところにファンを設置できるというのは、冷やしたくてたまらないユーザーにとっては非常に魅力的だ。ただ、「COSMOS」の徹底したこだわりを見てしまうと(サイズはさておき)、「CM 690」はちょっとモノ足らない気もするが、価格(実売1万3000円前後)を考えればそれは当然。むしろ価格の割に冷却にこだわっているのでコストパフォーマンスは相当良いといえる。気合いを入れたハイエンドPCパーツを収めるより、ミドルレンジクラスのパーツを集め、チューニングで遊び倒すような場合に光るケースだといえよう。
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