驚くほど快適なレスポンス、地デジって軽かったんだ!
まず最初に感じたのがレスポンスの良さだ。視聴ソフトの「mAgicTV Digital」上でチャンネルを選択すると非常にキビキビと画面が切り替わる。使用したマシンはPentium 4-2.8GHzを搭載した数世代前の自作パソコン。仕様的には3年ほど前のメインストリーム機を想定しているという。
薄型テレビでも地上デジタル放送のチャンネル切り替え時にはわずかなラグを感じることがあるが、PCでかつ最新とは言えないスペックでこれだけの速度を実現している点には驚いた。録画時でもCPUの占有率は2~3割で別の作業を行ないながら使用しても重さを感じない。考えてみれば放送はMPEG-2 TS形式で、トランスコードなども行なわれないため、それほど負荷がかからないのだろう。
mAgicTV Digitalは、同社アナログチューナーカード(GV-MVPシリーズ)に搭載されているmAgic TV 5をベースに使い勝手の改善を行なったソフトとなる。単に地上デジタル放送の視聴やそれに付随した付加機能(字幕表示やデータ放送、投票などに使う双方向リモコン)を加えただけでなく、電子番組表(EPG)の使い勝手も大きく強化されている。