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進化した冷却機構を搭載しながら、高い静音性も実現

ヤノ電機、Xserve対応19インチ・ラックシステム「Trusty Rack TR9UBK-D」を発売

2008年04月18日 17時58分更新

文● MacPeople編集部

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ヤノ電器(株)は16日、Xserveに対応した19インチ・ラックシステム「Trusty Rack TR9UBK-D」を発売した。価格はオープンプライスで、実売価格は25万円前後。

TR9UBK-D

本体には9Uぶんのラックが用意されており、Xserveを含む1Uのラックマウントサーバーを3機まで設置できる

本製品の特徴は、新設計の冷却機構と、ビジネス、クリエイティブ環境に配慮した高い静音性だ。一般のラックマウントサーバーよりも奥行きが長いXserveに対応するため内部を10cm深く設計し、発生した熱気をケース上部に設置した3連ファンから排気することで冷却効率を高めている。下部前方の吸気口にはフィルターが装備され、ホコリなどの侵入にも配慮。また、ラック内壁には帯電防止加工を施した発泡ウレタンの防音材を採用し、内部機器の騒音を80%低減している。

本体サイズは幅600×奥行き1019×高さ710mmというコンパクトな設計だが、9Uぶんのラックスペースが確保されており、Xserveを最大3基まで搭載することが可能だ。最大構成の例として、Xserve(1U)3基、XserveRAID(3U)1基、UPS(2U)1基、HUB(1U)1基といった組み合わせで運用することができる。

前後左右のパネルは、キー1本で開閉および取り外しが可能。さらに開閉する向きも変更できるため、設置やメンテナンスが楽に行える。ラック本体の重さは67kgで、天板の耐荷重は20kg。


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