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離職率5%を実現! サイボウズ流「顔の見えるオフィス」

2008年04月17日 20時39分更新

文● 高橋暁子

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フェイストゥーフェイスを大切に


 サイボウズは今年で10周年。社員数の増加に伴い、2003年に元いた18階から12階のフロアーに移った。その時にこのようなユニークな会議室ができたという。会議というのはとかく退屈なものになりがちだが、そんなことはないのだろうか? なぜこのような会議室を作ったのか、理由を聞いてみた。

ロビーの本棚

大きな本棚を構えたロビー。部活動で使われるダーツも用意されている

 「確かに当社はグループウェアを開発しているので、その中で交流することが多いです。しかし、オンラインでは伝えきれないものもあるんです。感情などは伝えにくいし、顔と顔を合わせて議論するからこそ、出てくるいいアイディアもある。議論する場も大事にしたいと考えています」(村松氏)。

コミュニケーション

お昼時ということで、従業員の皆さんが和気あいあいとコミュニケーションをとっている姿も

 サイボウズでは、「サイボウズ ガルーン 2」のスケジュール機能を使ってメンバー招集し、事前にグループウェア上でブレストすることが多い。会議のサマリーや議論するテーマをきちんと提示し、出席者の意思統一を図れない社員は一人前と認められない。

 その上でリアルの会議にのぞみ、最大限の効果を上げていくのだ。グループウエアを導入しても、オンラインのみでは完了しない。フェイストゥーフェイスで補うべきという考えだ。

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