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東芝、春夏液晶テレビ10機種を投入

HDDの換装ができる新「レグザ」登場!

2008年04月09日 10時00分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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HDDの脱着が可能な「ZH」シリーズ



「52ZH500」

「52ZH500」

 同社製の2.5インチ HDD(300GB)を採用する「ZH」シリーズ。HDDは脱着が可能でユーザーが自分でHDDの交換を行なうことができる。

HDDの脱着が可能

HDDの脱着が可能

録画したワンセグ番組のリスト表示

録画したワンセグ番組のリスト表示

 ZHシリーズでは、録画中のデジタル放送の番組と同じワンセグ放送の番組を同時に録画する機能も新たに搭載する。ワンセグの番組はSD Video形式(ISDB-T Mobile Video Profile)で保存され、microSDカードにダビングすれば同形式に対応した携帯電話機で視聴が可能となっている。



HDD非搭載の「ZV」シリーズ



「42ZV500」

「42ZV500」

 前ページのZHシリーズの新機能を省いたHDD非搭載モデルが「ZV」シリーズだ。ネットワーク上のNASやUSB接続の外付けHDDにデジタル放送を録画できるのは従来のZシリーズと同じ。ただし、従来は録画した番組は録画を実行したレグザからでしか視聴できなかったが、ZH、ZVシリーズでは番組保存先のNASがDTCP-IP対応であれば、録画した番組をほかのDTCP-IP対応のレグザ(Z2000以降)から視聴できるようになった。

従来のNASやUSB HDDへの録画も可能だが、DTCP-IP対応NASへ録画すればほかのレグザで映像を見ることがでできる。DTCP-IP対応NASは(株)アイ・オー・データ機器から「HVL-4」シリーズ(右、2GBモデルで約10万円)として同日リリースされている

 また「ダビング10」対応のデジタル放送番組については、専用の録画出力ビデオ端子からアナログSD画質で出力され、HDDレコーダーなどの外部機器で録画が可能になる(ダビング10運用開始後)。

 ZV、ZHシリーズともに「ドルビーボリューム」と呼ばれる音響技術が搭載されている。これは映像ソース(デジタル放送の番組やCM、外部入力など)による極端な音量の違いを自動で調整する技術。例えばドラマを最適な音量で見ていたが、CMになったとたんに大音量になるといったことや、セリフの声が小さいので音量を上げたら大爆発シーンでものすごい轟音になってしまった、ということを避けられる。

「パワー・レグザオーディオ」

「パワー・レグザオーディオ」のスピーカーとウーファーの構成

 また、ZHシリーズではツイーターとフルレンジスピーカーを内蔵したメインスピーカーボックス×2と、ウーファーを2個内蔵したウーファーボックスを搭載し、33Wの音声出力により臨場感のある音を再現できる「パワー・レグザオーディオ」を採用。一方、ZHシリーズは竹繊維スピーカーを新たに採用し、従来より伸びのあるクリアな音を再現できる「新レグザオーディオ・プロ」を採用する。

4th MEDIAに代わって「ひかりTV」の視聴が可能になった

4th MEDIAに代わって「ひかりTV」の視聴が可能になった

 そのほか、ZV、ZHシリーズでは(株)アクトビラが提供するHD画質の映像配信サービス「アクトビラ ビデオ・フル」に対応し、さらに従来の4th MEDIAを含む、(株)NTTぷららの動画配信サービス「ひかりTV」も視聴できるようになった。

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