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Biostar「TF8200 A2+」

Hybrid SLIついに登場! チップセットは「GeForce 8200」

2008年04月03日 22時00分更新

文● 増田

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 NVIDIAのGPU統合型の新型チップセット「GeForce 8200」を搭載するBiostar製Socket AM2対応マザーボード「TF8200 A2+」の販売が今日からスタートした。Hybrid SLIに対応した初めてのマザーだ。

「GeForce 8200」 Hybrid SLI」に対応する初のチップセット「GeForce 8200」を搭載するBiostar製Socket AM2対応マザーボード「TF8200 A2+」の販売が今日からスタート

 「GeForce 8200」は、チップセット内蔵VGA機能とビデオカード上のGPUを組み合わせてグラフィックスパフォーマンスを向上させ、消費電力を低減させる技術「Hybrid SLI」に対応する初のチップセット。具体的にはパフォーマンス向上技術である「GeForce Boost」と、消費電力低減機能「Hybrid Power」の2つを合わせて「Hybrid SLI」と呼称する。

「GeForce 8200」
NVIDIA初のDirectX 10対応GPUコアを内蔵した統合型チップセットとなるのが特徴。PCI Express 2.0、DVI/HDMI、HD映像のデコードアクセラレーション機能「PureVideo HD」などのサポートも大きなポイント

 NVIDIAの発表によると「Hybrid SLI」をサポートするチップセットは、今回登場した「GeForce 8200」と未発売の「nForce 700aシリーズ(780a SLI/750a SLI/730a)」。また対応するGPUは「GeForce 8500 GT」と「GeForce 8400 GS」とされている。ただし「nForce 730a」と「GeForce 8500 GT/8400 GS」は、Hybrid Powerには対応しない。
 もっとも、先日発売となった「GeForce 9800 GTX」や「GeForce 9800 GX2」でも「Hybrid Power」への対応を謡っており、今後登場すると思われる「GeForce 9000」シリーズの下位モデルで、本格的なサポートがされるものと考えられる。なお、「Hybrid SLI」および「GeForce 8200」については、「NVIDIA、グラフィックス性能向上と消費電力削減を実現した「Hybrid SLI」を発表」「NVIDIA、Hybrid SLI技術やGeForce 8200チップセットなどの詳細を説明」に詳しいので参照していただきたい。

「TF8200 A2+」
「GeForce 8200」を搭載するBiostar製Socket AM2対応マザーボード「TF8200 A2+」。VGA機能統合型チップセットを採用したマザーでは珍しいATXフォームファクタの製品。6ポート用意されるSerial ATAコネクタの位置も特徴的だ

 「GeForce 8200」のスペック的には、NVIDIA初のDirectX 10対応GPUコアを内蔵した統合型チップセットとなるのが特徴。PCI Express 2.0、DVI/HDMI、HD映像のデコードアクセラレーション機能「PureVideo HD」などのサポートも大きなポイントだ。
 一足早く登場し、秋葉原でも好調な売れ行きを見せるAMD「AMD 780G」と機能的にはほぼ並ぶ形で、Phenomの牽引役としてどちらも期待のチップセットということになる。

拡張スロット I/O部
拡張スロットはPCI Express(2.0)x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3のほか、PCI Express x1によく似た白いスロット「M.D.V.」を1本搭載。同社によるとオプション扱いのDVI出力カード専用スロットとなるようだが、例によって秋葉原での販売予定はないI/O部にはD-SUB+DVI-D+HDMIと3つの映像出力を備える。ただDVI-DとHDMIの同時出力は不可
スペック
主なスペック。価格的にはAMD「AMD 780G」搭載モデルと同程度で、ネーミングも新たに仕切り直しとなった「Phenom X4」シリーズと組み合わせるには丁度よい

 さて、発売されたマザーボード「TF8200 A2+」だが、VGA機能統合型チップセットを採用したマザーでは珍しいATXフォームファクタの製品。拡張スロットはPCI Express(2.0)x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3のほか、PCI Express x1によく似た白いスロット「M.D.V.」を1本搭載。同社によるとオプション扱いのDVI出力カード専用スロットとなるようだが、例によって秋葉原での販売予定はない。
 その他、メモリスロットはDDR2 DIMM×4(DDR2-1066/800/667/533、最大16GBまで)という構成。オンボードインターフェイスには、VGA機能やギガビットイーサネット(Realtek/8111C)、8chサウンド(Realtek/ALC888S)+2ch HD Audio、Serial ATA II×6(RAID 0/1/5/0+1対応)、IDE×1などを搭載し、I/O部にはD-SUB、DVI-D、HDMIと3つの映像出力を備える。
 価格はアークで1万1970円、ツクモパソコン本店IIとTSUKUMO eX.で1万1980円。価格的にもAMD「AMD 780G」搭載モデルと同程度で、ネーミングも新たに仕切り直しとなった「Phenom X4」シリーズと組み合わせるには丁度よい。リーズナブルなCPUで、DirectX 10対応でVGA機能統合の安価なPCを組むなら、インテル系のCPUを使うよりも歩があると見てよさそうだ。

【取材協力】

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