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次世代ブラウザーは、ふたたび速度と互換性に焦点──Opera Softwareに聞く

2008年04月03日 22時08分更新

文● 編集部

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履歴検索で「どこだったけ……?」をなくせる


 履歴検索は、過去に訪問したサイトの情報をインデックス化してローカル(Profileディレクトリー)に収めることで、全文検索を可能にする機能だ。従来のOperaブラウザーでも、訪問履歴の管理機能を搭載されていたが、今回の機能追加で、どこかのニュースサイトで「~~」という記事を読んだが、どこだったか思い出せない──といったニーズにも対応できるようになった

履歴検索
履歴検索。過去に表示したページの内容を全文検索できる

 検索はアドレスバー上で、日本語のキーワードを打ち込むのみとシンプル。そうすると表示した時刻やURL、ページのタイトルのうち該当するものが一覧で表示される。現状ではマシンごとの履歴しか表示できないが、今後はOpera リンクと組み合わせて、複数のマシンで履歴を共有することも考えられる。例えば、Cookieや履歴なども組み合わされば、ウェブベースの検索にはない軽快性が実現できる。

 また、メール機能に関してはバックエンドの機能のため目立ちにくいが、ユーザーのフィードバックがあったものを中心に改善し、「利便性が大きく向上している」(冨田氏)という。



再びパフォーマンスと互換性に注目が集まるブラウザー


 ウェブブラウザーの現状に関してはどのように考えているのだろうか?

冨田 FirefoxやSafariといった他のウェブブラウザーの動向を見ても、再びスピードがテーマになってきているなと感じます。これはJavaScriptの実行速度やレンダリングエンジンのスピードに限らず、全体的なパフォーマンスの改善を狙っている。Operaがユーザーにとって大事なことと考えていた部分に、開発者が注目し始めたことは喜ばしいことです。

 同時にAjaxなどを利用してインタラクティブなサイトを作るWeb 2.0の流れの中で、ウェブブラウザー間の互換性もより重要になってくると話す。

冨田 ユーザーのニーズが変わってきていると感じます。動的に動くサイトの開発が進んでいるという現状を踏まえて、ブラウザー間の互換性がより重要になってきた。Opera Softwareとしても、(HTMLやCSSの再現性を調べる)Acid3のテストなどを通じて、(Safariの)WebKitの開発者などと競い合いながら、改善に努めてきました。

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