(株)ロジクールは3日、Bluetooth2.0+EDR対応のワイヤレスキーボードとワイヤレスレーザーマウスをセットにした「Cordless Desktop MX 5500 Revolution」(以下MX-5500)を発表した。18日に発売する。価格はオープンプライスで、直販サイト「ロジクールオンラインストア」では1万9800円で販売する。操作距離は約10m。
同製品は、米国では今年1月に発表されていたもの(関連記事)。キーボードは本体上部に液晶ディスプレーを搭載しており、時計や再生中の楽曲などを表示可能だ。またキーボードそのものに電卓機能があり、液晶ディスプレーに表示した計算結果を、クリップボードにコピーして利用することもできる。
また、「Bluetoothワイヤレスキーボードとマウスの信号強度」や「電池残量モニター」など、同社オリジナルのWindows Vista対応サイドバーガジェットが付属する。オリジナルガジェットでは、Bluetooth通信を行なっているキーボードとマウスの信号の強さを表示したり、キーボードとマウスの電池残量を表示できる。本体下部に「ガジェットキー」を装備しており、特定のサイドバーガジェットをワンボタンで起動可能だ。
キーボード左側には、Windows Vistaのフリップ3Dの起動と拡縮操作を行なえる「フリップ3Dホットキー」を備える。そのほかにも、メディアセンターの起動と操作を行なえる「メディアコントロールキー」を備えている。
手首のあたる部分にはソフトラバーのパームレストを備え、長時間の使用でも疲れにくくなっている。キーピッチは19mm、キーレイアウトは107キー。電源は単3乾電池×4を使用し、連続使用時間は約6ヵ月。サイズは幅480×240×40mm、重量は約965g(バッテリー含む)。
付属のレーザーマウスは、「MicroGear スクロールホイール」を備えるワイヤレスマウス「MX Revolution」のBluetooth版である。スクロールホイールの操作モードとして、多数の項目を高速でスクロールする「フリースピン」モードと、項目ごとにゆっくりとスクロールする「クリック・トゥ・クリック」モードを備える。同社独自の技術「SmartShift」により、使用しているアプリケーションを判別し、例えばインターネットの閲覧時には高速のスクロール、表計算ソフトの使用時には低速のスクロールを自動選択できるようになっている。
また、ホイール手前の「検索ボタン」を押すだけで、インターネット上やパソコン内の検索を行なえる「ワンタッチ検索」機能を備えるほか、親指のあたる場所に装備するホイールにより、Windows Vistaのフリップ3D機能をワンタッチで起動して操作できるなどの特徴がある。
解像度は800dpi。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、連続使用時間は約15日間。サイズは幅85×奥行き125×高さ42.4mm、重量は約148g。
セット付属のBluetoothレシーバーのサイズは幅18.5×59×9mm、重量は約8g。パソコンとの接続にはUSB端子を使用する。対応OSはWindows Vista/XP。