アップルジャパン(株)は31日、オープンプラグインアーキテクチャーを搭載した写真編集・管理ソフト「Aperture 2.1」を公開した。Aperture 2.0ユーザーはソフトウェアアップデート経由で無料アップデート可能だ。
「Aperture」は、デジタル写真のRAW現像から、データ管理、出力まで行うソフト。大量の写真を閲覧するのに適したインターフェースが特徴だ。価格は通常版が2万3800円、アップデート版が1万1800円
「Aperture 2.1」最大の特徴は、プラグインによる機能拡張に対応したこと。アップルが開発したプラグイン「Dodge & Burn」が付属しており、覆い焼きや焼き込み、コントラスト、彩度、シャープ、ぼかし──といった効果を加えるツールをAperture内で利用できる。また、米ニック・ソフトウェア社の色・露出補正プラグイン「Viveza」や米ピクチャーコード社のノイズ除去プラグイン「Noise Ninja」など、主要なプラグインデベロッパーがすでにAperture用の製品を開発中。またAperture向けのSDKも無料で公開される予定なので、サードパーティー製品の広がりも期待できる。
「Dodge & Burn」により、ほかのソフトに頼らずとも覆い焼きや焼き込み、ぼかしといった処理を実現できる
そのほか、バージョン2.1ではイメージ読み込みやクイックプレビュー、縁なし印刷などさまざまな不具合の修正も実施されている。
対応システムはMac OS X 10.4.11以上。対応マシンは1.8GHz以上のPower PCもしくはインテルCPUを搭載したMac。
