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高級コンパクトに生まれ変わった超望遠連写カメラ オリンパス「CAMEDIA SP-570UZ」

2008年03月31日 00時00分更新

文● 行正和義

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外装の高級感に満足度高いものの
使い勝手には不満も


 高級感のある外装デザインや、各部のスイッチ類など作りは非常にしっかりとしており、安っぽい印象はほとんどない。スーパーコンパネによる操作もEシリーズ的だが、なによりEVFと液晶ディスプレーに異なる情報を表示させるということは、単に切り替えて使っていた従来のEVF機とは一線を画す手だ。

撮影サンプル1 広角側での撮影。26mm相当という広角レンズは使い勝手がよい。発色は同社ならではのやや濃い目に出る傾向にある。絞り優先AE、1/320秒、F6.3、ISO 64。元画像は3648×2736ドットで、掲載用に800×600ドットにそれぞれリサイズ、トリミングを行っている以外の補正はかけていない

 しかし実際に使ってみると不満に感じる部分もある。特に電動ズームとズームリング操作だが、モーターの反応が悪く、素早くリングを回すとレンズがワンテンポ遅れて動いてしまう。リングを大きく動かすと速いズーム、ゆっくり動かすと細かくレンズが動くようになっており、20倍もの広いズーム倍率を素早くズーミングして微調整もするためのリングなのだろうが、リングという直感的な操作にも関わらずダイレクト感に乏しいのは非常に気になる。

撮影サンプル2 撮影サンプル1と同じ場所から最大望遠で撮影。35mm換算で520mmという超望遠はかなり強力。輪郭にやや着色が見られるのが残念なところ。絞り優先AE、1/640秒、F6.3、ISO 64

 また、やはり従来機と同様に動作がもったりとしているのも気になるところだ。SP-500シリーズはいずれも全般的に起動時間やAFの合焦タイミング、メニューの反応などが遅めだが、本機の場合はEVFと液晶ビューの切り替え、メニューの表示なども若干遅いと感じた。特に気になったのはMF操作の表示で、MF時は画面の中心を拡大してフォーカスを合わせやすくなっているのだが、画像の拡大表示の処理のためか、液晶ビュー全体がコマ落ちのようになって反応速度が遅くなる。風景などをじっくりと撮るのであれば問題はないが、動く被写体にフォーカスをマニュアルで追従させるのはかなり難しい。

SP-570UZの付属品一覧

レンズキャップとストラップ、AVケーブルやUSBケーブルが付属する。また、オプションでACアダプターも利用可能

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