コンパクトデジカメに比べると暗所に強いし(ISO800くらいなら画質劣化も目立たない)、手ブレ補正機能もある。
「ダイナミックレンジオプティマイザー」という機能も便利だ。明暗差が大きな構図の時、白飛びや黒つぶれを自動的に抑えてくれるもの。例えば下の写真の構図だと、あずまやの天井が真っ黒につぶれるか白い毛が白く飛んじゃいがちだが、その辺がうまく調整されてる。
こういう機能は各社が取り組んでおり、ニコンは「アクティブDライティング」、ペンタックスは「ダイナミックレンジ拡大」機能と呼んでいる。コンパクトデジカメでも同様の機能が搭載され始めており、2008年のトレンドのひとつ。α350の宣伝みたいになっちゃってるけど、まあ、せっかくだから褒めてあげよう企画ってことでご理解を。
最後は先週掲載した、道路でごろごろ転がってた人なつっこい猫の別バージョンで締めよう。
ちなみに、この猫ですが、子供が「猫だっ」って言いながら近寄ってきたら、そそくさと逃げていきました。どんなに人なつっこい猫でも子供は苦手なのです。
筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。
*次回は4月2日掲載予定

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