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手のひらサイズで情報漏えいを防ぐ――アドバンスデザイン、小型データ消去ツール発表

2008年03月25日 18時41分更新

文● アスキービジネス編集部

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アドバンスデザインは3月25日から、企業向けデータ消去ツール「DataSweeper Handy」の販売を開始した。


消去ログが残ることでデータ消去後のHDD管理が容易


 データ復旧サービスを手がけるアドバンスデザインが今回発表した「DataSweeper Handy」はUSB接続のHDD用データ消去ツール。USBバスパワーのためAC電源は必要とせず、手のひらに乗る小型サイズ(幅84mm、奥行き89mm、高さ12mm)のため、持ち運びしやすくなっている。

DataSweeper Handy
DataSweeper Handy

 同製品の特徴は「使いやすさ」と「消去ログが残ること」。DataSweeper HandyはPCにUSB接続し、ウィザードに沿って数クリックするだけでデータを手軽に消去できる。アドバンスデザイン データプロテクション事業部 営業部 部長 岸 光夫氏によると「PCにそれほど詳しくないユーザーでも簡単に使用でき、情報漏えい対策に繋がる」と自信を見せる。また、消去するスピードはPCの性能にもよるが、「10年くらいの前のPCでも1GBあたり1分くらいで消去できる」と岸氏は述べる。さらに、同製品は一度消去を開始した後、数分すると全ての消去作業が完了していなくてもDataSweeper HandyをPCから取りはずすことが可能。「複数台のPCのデータを消去する際にも、一台一台消去完了するまで待つ必要がないため作業時間の短縮に繋がる」と岸氏はそのメリットを強調する。

アドバンズデザイン データプロテクション事業部 営業部 部長 岸 光夫氏
アドバンズデザイン データプロテクション事業部 営業部 部長 岸 光夫氏

 さらに、同製品は消去したPCのデータをDataSweeper Handy内に消去したハードディスクのモデル名やシリアル番号、容量、消去した日時などをCVSデータとしてログを蓄積できる。また、データを消去したハードディスクの中に消去結果をログとして残し、次回起動時に消去した日時を告知する機能を持つ。この消去ログをDataSweeper Handy本体とPCの両方に残す機能により、ユーザー企業はどのHDDをいつデータ消去したのか容易に管理できる。

 また、アドバンスデザインはDataSweeper Handyの機能をWeb経由で利用できるデータ消去サービス「DataSweeper Enterprise」もあわせて提供を開始すると発表した。

 同社はDataSweeper HandyとDataSweeper Enterpriseの顧客対象として、データを自社で消去したいユーザー企業だけでなく、PCリサイクル業者やデータ消去サービス業者も狙う。価格はDataSweeper Handy本体が2万9800円(税別)。また、消去するPC1台あたり1ライセンス必要で、ライセンスの価格は600円(税別)。ただし、「実際はボリュームライセンスを提供し、まとめて購入いただくお客様の価格は下げる」と岸氏は述べる。また、DataSweeper Enterpriseの価格体系に関してはユーザー企業の利用環境によって異なるため、発表されていていない。

 同社は日本市場だけでなく、中国や韓国市場にも進出する予定。2008年度のアジア地域での販売目標はDataSweeper Handy本体を2000セット、ライセンスの売上げ目標はDataSweeper Enterprise をあわせて120万ライセンスを目指す。

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