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ミニ四駆大会に編集部が参戦! 強力な助っ人を投入しガチで優勝狙い! 

2008年03月21日 23時51分更新

文● 北村

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帝王アカザー参戦のプレスカップ

 そしてついに報道関係者対抗の「プレスカップ」のスタートだ。アスキーからは、週刊アスキーのマンガ「カオスだもんね!」でおなじみの名物編集者アカザーと、ASCII.jp代表の筆者が参戦。アカザーは数ある大会で優勝経験のあるミニ四駆マニア。前回のプレスカップも彼が優勝している。そう、彼がいればこの大会も勝ったも同然なのだ。さて、名声と賞品をゴッソリ貰って帰るぜ!

大会前日のアスキー会議室。祝日にもかかわらず出勤してミニ四駆作りに励む。お金に糸目をつけずに、チューニングパーツをふんだんに装備。直線バカっ早だが、早すぎてコーナーでコースアウトしてしまうという「湾岸ミッドナイト」もびっくりなバカマシンに仕上がった。さすがアカザーチューンはハンパない馬力だ!

コース

これが今回のプレス対抗カップのコース。比較的にスピード重視のレイアウトとなっていた

予選

テスト走行なしのぶつけ本番で、マシンセッティングに大きな不安を残したまま予選に出場するアカザー。結果はブッチギリで予選突破。あまりの速さに大会出場者からはどよめきが……

アカザー出場の一次予選
スピードが速すぎて、どれがアカザーのマシンだかわからない……

 アカザーの後に予選出場する筆者。予選1位のみ決勝に進出できるのだが、ゴール間際に2位を追い抜き、ぎりぎり予選突破。ミニ四駆初出場の筆者がいきなり本戦デビューとは……。アカザーチューンは本物だった!
 決勝戦出場を果たしたアカザーと筆者。「アスキー2人とも出場かよ」と会場がザワついている。あれれ?俺たちってもしかして空気読めてない?

記者は見た!アカザーの隠しテク!

 大会出場前にライターのオイルをベアリングに垂らすアカザー。ベアリングを脱脂して滑りを良くするのだそうだ。ちなみに、電池は走行直前までポケットに入れて温めている。温めたほうがパワーが出るとのこと。ふ~ん、意外と地味な努力してるんだ~。

KYなアスキーチーム、いよいよ決勝戦へ

 そんなこんなですぐに決勝戦が始まるとのことで、コースに急ぐアスキーチーム2人。なんだか周りの視線が痛く感じる・・・…。決勝に進出したのはゲームソフト開発やウェブコンテンツ会社のケイブと、ニューズ出版のスクーター情報誌「トランスクーター」、そして週刊アスキーとASCII.jpのアスキー連合チーム。この4人でいよいよ決勝戦が始まる。

決勝戦

余裕の表情で勝負に挑むアカザーと、アスキーがワンツーフィニッシュを飾ってしまうのは場の雰囲気的にマズイかも・・・…と弱腰の筆者。そんな心の葛藤をよそに決勝戦がスタート(青レーン/週刊アスキー、緑レーン/ケイブ、黄レーン/トランスクーター、赤レーン/ASCII.jp)

 ビューンとすごい勢いで走りだすミニ四駆たち……。あれれ?筆者のマシンだけ異常に遅い! スタートで出遅れたわけではないのにほとんど加速していない! 電池は新品なのだが……

 「おめ~、電池ちゃんと入れなかっただろ。パワー伝わってないぞ!俺がチューンしたマシンがあんな遅いわけねーだろ、オラ(怒)」

 冷やかな目で筆者を見るアカザーと、4位が確定して内心ホッとしている筆者。きっと場の空気を読んだ筆者のマシンが手を抜いてくれたのだろう、きっとそうだ、そうに違いない。
 そうこうしているうちに、あっというまにマシンは5周し、チェッカーフラッグが振られた。優勝はアカザー。会場からは「やっぱりあの人には勝てないなぁ~」などため息が聞こえてきた。

表彰台

表彰台を飾った3人。1位は週刊アスキー、2位はトランスクーター、3位はケイブという着順で「プレスカップ」は幕を閉じた

 大会後のアカザーはちっとも機嫌がよくなかった。「なんでおめ~のマシン加速しなかったんだ? 昨日取り付けたブレーキが干渉したのかなぁ~。いや、そんなはずはない、やっぱり電池だ!間違いねぇ、俺のマシンとほぼ同じセッティングだったんだから調整ミスってことはありえねぇ。でも、もしかして(以下略)」
 自分が優勝しても、手がけたマシンがキチンと走らなかったことを悔やむあたり、本当にこの人はミニ四駆が好きなんだなぁと感じた今回の大会でした。

(次ページへ続く)

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