NVIDIAが昨年発表した電源や冷却システムを管理する規格「ESA」へ対応するという初めての電源ユニット「Turbo-Cool 1200 ESA」がPC Power & Coolingから発売されている。
「ESA」は筐体内温度やシステムの動作状況を監視し、動的に電源出力やファンの動作を制御できるという機能で、具体的にはPCケース、電源ユニット、冷却システムといったPCを構成するコンポーネントの状態を各種センサーで収集し、それらが集めた情報をアプリケーション上で監視、管理するというもの。
同製品は出力1200W(ピーク時1300W)、PCI Express用6ピンコネクタ×6(3-Way SLI対応)、ドライブ用電源コネクタ×16、+12V出力90A(ピーク時115A)などというスペックの超ハイエンド電源ユニット。同社ウェブサイトによると、電流/電圧/温度などが「ESA」により監視可能で、ケーブル類の中にはUSB2.0ヘッダピンに差して使用する“CABL-ESA”と記載されたESAコネクターケーブルも確認できた。
なお「ESA」に対応したチップセットとしては「nForce 780i」シリーズや、本日登場したばかりの「nForce 790i」シリーズなどがある。販売しているのはUSER’S SIDE本店で、価格は9万2400円だ。
