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ツンデレ展開となるか!? 「アリソンとリリア」試写会潜入調査レポート!

2008年03月18日 23時59分更新

文● 藤山 哲人

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 また西側の軍人として登場するベネディクト(CV:山寺 宏一)は、渋くてカッコイイ、ナイスガイ。しかし女を見れば、声をかけるというお調子者で、笑いを取る3枚目として大いに活躍しそう。先に時代背景は戦時中と書いたが、劇中では国同士がいがみ合っているだけで、前線でのドンパチはない様子。現場の兵士レベルでは交流すらある比較的穏やかな世界だ。現に劇中では、ベネティクトがアリソンに声をかけるシーンが描かれている。
 さらに1話には登場しなかったが、おそらくマニアの人気を一手にウケそうなのが、フィオナという女性。女性とはいえ、絵的にはヒロインの年齢を大差なく描かれており、声が能登 麻美子さんなので、マニア受け必至だ。
 Bパートは、冒険のきっかけとなる「戦争を終わらせる価値のある宝物」というキーワードの登場と、3DCGで描かれる飛行機のシーンを見せ付けてくれる。
 宝物の実体が何であるかが、前半13話(おそらく)のストーリーのコア。なんでも「お金には換えられないぐらい価値があるもの」だとか……。
 またプロップ機が、1話だけでも2機ほど+大型機が登場するが、先にも紹介したとおり2D映像のマッチングが素晴らしい。機体全体を押さえたルーズショットから機体に描かれたエンブレムのアップに切り替わるシーンでは、ズームしながらカメラがパンするのだが、さすがCGと唸らせる。っつーか、ルーズの状態でもエンブレムのデータを持ってるのか!という、IT系オタクウケしそうな1シーンだ(エンブレムのテクスチャデータじゃなくて、ベクトルデータを持ってるような感じだった)。
 登場する飛行機は実在したモノがモデルとなっているらしく、リアリティも十分。監督の話によれば、実際に乗って動きを体で感じ、「紅の豚」スタッフも参加しているとのことだ。大戦中の飛行機マニアにとっても貴重な映像になるだろう。さらにBパートのワンシーンでは、エルロン(主翼後縁にある小さな可動翼。機体を左右にバンクさせ、ラダー(方向舵)と合わせて使いカーブするのに使う)までしっかり動いているという懲りよう。しかも左右のエルロンが逆に動いている!って飛行機好きが見ないと喜ばないところまでキッチリ再現しているのだ。

記者会見に応じていただいたみなさん

左から、監督の西田 正義氏、アリソン役を演じる水樹 奈々さん、ヴィル役のくまい もとこさん、原作の時雨沢 恵一氏

後半13話はどうなるんじゃ~!

 さて全26話中の前半は、成り行き主人公ヴィルと破天荒アリソンの「戦争を終わらせる価値のある宝物」にまつわる飛行機冒険活劇らしい。しかし、後半のふたりの間に授かった娘、リリアが活躍する話は声優さんも未公開となっている。
 ASCII.jp的には、ひざ上25cmのミニスカートをはくリリアが非常に気になるところだが、3ヵ月の間はオアズケである。番組のポスターを見ると、ストライクゾーンのマニアが多そうだ! 学園ドタバタラブコメで話を転がしてくれ!と願うばかりだ。
 なお原作の著者は、独特の雰囲気を持つアニメとして知られる「キノの旅」でお馴染みの時雨沢 恵一(しぐさわ けいいち)氏。確かに自然の描写などは、「アリソンとリリア」に引き継がれているかも知れない。今回、飛行機は喋らないケドね。
 ASCII.jp的には「アリソンとリリア」を、こんなみなさんにオススメしたい!

・純粋にストーリーを楽しみたいマニア
・黒星 紅白絵に萌え萌えなマニア
・水樹 奈々さん萌えなマニア
・かわいいよ能登!能登かぁいいよ~なマニア
・第2次世界大戦中の飛行機マニア
・酒の肴はアニメ!というマニア

オンエアデータ

アリソンとリリア(全26話)
NHK-BS2「衛星アニメ劇場」
毎週木曜日 23:32~23:56
4月3日より放送開始

原作:時雨沢 恵一
キャラクター原案:黒星 紅白
監督:西田 正義
シリーズ構成:待田 堂子
キャラクターデザイン/総作画監督:瀬谷 新二
メカデザイン:中島 利洋
美術監督:斉藤 雅己/柴田 正人
3D監督:河口 俊夫/ヨシダ ミキ
メカ作画監督:中川 航
音響監督:三間 雅文
音楽:村井 秀清 
アニメーション制作協力:手塚プロダクション
アニメーション制作:マッドハウス
公式Webページ:「アリソンとリリア」公式Webページ

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