Leopard専用で最新技術がテンコ盛り
そのほか、アドレスデータやスケジュールデータに「相性」「好感度」などの項目を任意に作成/追加が可能だ。Bento上で付加したこれらのデータはアドレスデータとは別に保存されるので、アドレスブックで開いた場合にデータ構造がおかしくなることはない。ドラッグ&ドロップ操作による、アドレスやタスク、To Doのレイアウトのカスタマイズにも対応する。
新規のデータベース(ライブラリ)を作成することもできる。ライブラリは、好みのものを作れるほか「プロジェクト」「連絡先」「エクササイズの記録」など計23種類が用意されている。インターフェースは、アップル純正のプレゼンソフト「Keynote」などに似ており、iLife系のソフトのように違和感なく操作できる。
対応システムはMac OS X 10.5以上と、かなり思い切った仕様だ。しかし、そのぶんLeopardならではの機能が豊富に盛り込まれている。検索はもちろん、Spotlight技術による高速処理。「スマートフォルダ」のように検索条件を「スマートコレクション」として保存することも可能だ。また、データベースへの画像/映像/音楽の埋め込みもサポートしており、「Image Kit」と呼ばれるOSの機能によって専用パレット上のスライダーでリアルタイムの拡大/縮小もできる。さらに、iSightで撮影した画像をそのまま張り込むといったこともOKだ。メニューバーの「フォーマット」→「テーマ」から好みの項目を選ぶと、データベースの背景を切り替えられるが、このとき変更前と変更後の背景が中央からワイプして切り替わる。これにはCore Imageの技術が使われている。