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ライブ直前インタビュー

re-in.Carnation∞YURIAが語るユニット結成のきっかけとは?

2008年03月18日 23時50分更新

文● 今 俊郎/撮影●小林 伸

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バンドを組んで「グラディウス」の音楽をコピーしていた

────さてここからは、アーティストさんご自身のことをお伺いしたいと思います。YURIAさんのことは、以前もインタビューさせてもらっていますので、まずは諸田さん。
【諸田】 お手柔らかにお願いいたします。

────先ほどYURIAさんも言われていましたが、プログレやヘヴィメタルが好きな人って、意外とアキバ系と親和性が高かったりするんですが……。
【諸田】 僕、実はゲームが大好きで(笑)。最近のはわからないんですけれど、レトロゲームは今でもプレイしているんです(笑)。

────じゃあ、音楽のルーツもゲーム音楽ですか?
【諸田】 プログレッシブ・ロックを小さなころから聴いているって、ちっと変じゃないですか(笑)。でも「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」「グラディウス」あたりのサウンドって、今思えばもろにプログレじゃないですか。だから自然に根付いていたんじゃないかなあ。高校時代には打ち込みで音楽をやっていたし、バンドを組んで「グラディウス」の音楽をコピーしたりもしていました。
【YURIA】 私の周りのは、そういうミュージシャンが多いんです。
【諸田】 実はYURIAさんを知っていたのも、ゲーム音楽系が好きな友達に聴かせてもらったからなんです。

────ゲーム音楽からプログレ系を聴くようになったのは?
【諸田】 高校時代の友人に勧められてヨーロッパのプログレを聴くようになりました。EL&Pの「TARKUS」というアルバムには衝撃を受けましたね。キーボードとドラムとベースの3人編成だったんですけれど、「ギターがないのに、こんなにすごい音楽をやっているんだ」って。

────今でもプログレ中心なんですか?
【諸田】 いえいえ。もちろん欧州系プログレは好きですが、ハードロックは勿論、ポップスや演歌も聴きますよ。
【YURIA】 音楽の引き出しをたくさん持たれているんですよ。私もいろんな音楽を聴くので、そこも合いやすかったポイントかもしれません。

────さあ、ファーストアルバムも出て、ライヴも間近。そうなると、次の展開を期待してしまうのですが。
【諸田】 僕の中では、セカンドアルバムのコンセプトも固まりつつあります。
【YURIA】 私も次はどんな衣装になるのか期待しています……そこじゃないって(笑)。もう何曲か新曲を聴かせてもらっているんです。「月のキヲク」はミディアムテンポの楽曲が印象的だと思うんですが、次は速い曲も多くなりそうです。

────アルバム「月のキヲク」の今後の展開なんですが、かなりタイアップが決まっていますよね。
【YURIA】 そうなんです。今回のタイアップは、楽曲を聴いてもらってからオファーを受けたので、タイアップありきで楽曲を作ってきたこれまでとはちょっと違うんですよね。re-in.Carnation∞YURIAの魅力を感じてくださったと思います。

────YURIAさんとしても展開が楽しみなプロジェクトですね。
【YURIA】 はい。何よりこんなに早く2枚目の展開が決まっているのが夢のようです(笑)。諸田さんがどんな音楽世界を出してくるのか、私もファンと同じく楽しみにしているんです。

────諸田さんはいかがですか? re-in.Carnation∞YURIAへの期待感など。
【諸田】 今回のアルバム制作で、YURIAさんをより理解できましたから、次の作品にはもっとYURIAさんの魅力を盛り込んでいきたい。さらにYURIAさんの新しい引き出しを開けていくのを楽しみにしていきたいですね。

────では最後に、お二方から読者へメッセージをお願いします。
【諸田】 re-in.Carnation∞YURIA、アルバムを通して一つの物語になっていますが、それぞれの曲にもそれぞれの物語があります。暗い部屋で世界に浸りながら聴いていただけると嬉しいです。
【YURIA】 まず楽曲を聴いてほしいプロジェクトです。オフィシャルホームページ(http://www.reincarnation.jp/home.html)で全曲試聴できますので、アルバムを買っていない方も一度聴いてみてほしいですね。それとダウンロード販売もしていますので、気に入った曲だけ買っていただくこともできます。もちろんアルバムで楽しんでほしいんですけどね。そしてぜひライヴに足を運んでほしいですね。会場でお待ちしています。

re-in.Carnation∞YURIAからのメッセージムービー


■プロフィール

諸田英司DD/YURIA

諸田英司DD

愛、哀しみが生む狂気をダーク&エモーショナルな音色で表現するサウンドクリエイター。狂気の鍵盤奏者。現在の活動はre-in.Carnation、じまんぐVSジャージャージャージー、グラビアアイドル那由多遙、藤川京子への曲提供、アレンジ、数々のサポート等

YURIA

大阪府出身。音楽一家に生まれ、幼少の頃から基礎を身につける。留学中にバンド結成。卒業後メジャーデビューしTV・ラジオ・ツアーなどで活躍。解散後「YURIA」としてソロ活動開始。ラジオパーソナリティ、コラム執筆、声優、楽器演奏、作詞作曲、ライブ出演等、幅広く活動中

【関連サイト】

取材協力

Cafe Restaurant Bar OAKS

住所:東京都千代田区神田淡路町2-10-6
TEL:03-5294-0085
URL:http://jbridge.co.jp/Oaks/
営業時間:月~金 07:00~23:00(L.O.22:30)
     土・日・祝 07:00~22:00(L.O.21:30)
休日:無休
席数:80席

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