(株)NTTドコモとNTTドコモグループ8社は11日、OSにWindows Mobile 6を搭載したスマートフォン「F1100」(富士通(株)製)を今月17日に全国一斉発売すると発表した。
F1100は、スライドタイプの携帯電話機のようなボディーを採用し、QWERTY方式のキーボードは搭載しないスマートフォン。FOMAネットワークのほか、IEEE 802.11a/b/gの無線LAN、Bluetoothに対応する。ただしiモードサービスには非対応。
スケジュール管理やメールのほか、WordやExcelといったビジネス文書の閲覧に対応。そのほか指紋認証による端末ロック解除機能を搭載し、法人用途では業務アプリケーションなどにも指紋認証が活用できるという。また、指紋認証はウェブサイトなどへのID/パスワードの入力にも利用できる。
本体スペックは、ディスプレーが約2.6インチQVGA(240×320ドット/6万5536色表示)半透過TFT液晶パネルを採用、カメラは有効約130万画素のCMOSセンサーを搭載する。連続通話時間は音声が約190分、連続待受時間は静止時で約350時間。サイズは幅51×厚さ16.9×高さ112mm、重さは約134g。カラーは「ダークワイン」の1色となる。