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画質で見る「α350」──1420万画素+ISO 3200の実力は?

2008年03月14日 12時00分更新

文● 小林 伸(カメラマン)

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高倍率ズームを付けっぱなしで気軽に撮りたい


DT 18-250mm F3.5-6.3

DT 18-250mm F3.5-6.3

 今回は「DT 18-250mm F3.5-6.3」との組み合わせで使用したが、このレンズも価格を考えればなかなかのものだ。これ一本で風景からステージ上の人物撮影まで大抵の画角はカバーできるし、作例として載せた鳩の写真のようにテレ端近くで、ボケと圧縮効果を狙った撮影を行なうということもできる。250mmまであれば、かなり背景がボケるので、表現の範囲が広がるし、α350はボディー内手ぶれ補正機能を備えているので、手持ちで割合気軽に使える。

 ISO感度による画質の違いを比較した時計台のサンプルでは、F8とそれほど絞らず、真ん中程度(90mm)の焦点距離で撮影しているため、端のほうに色収差が多少発生しているが、普通の作画なら問題ないレベルだと思った。どうしても気になるという人は、RAWで撮って後処理で「収差補正」をかけてみるのも手だろう。ただし、自転車のサンプルなどを見ると、若干2線ボケする傾向がある。

ライブビューだから撮れる超ローアングルの世界


地上10cm程度の高さからハトを狙ったカット。250mmレンズの望遠効果も手伝って面白くなった

ローアングルから撮影すると、なんでもない風景が非日常的に写るのでツイこんな日常風景もローアングルで撮ってみたくなる

横断歩道の反対側で日向ぼっこしていたサビ猫。猫と同じ目線で狙っていたら横断歩道の上を車が通過。走行している車の下から猫を偶然撮れた



電池の持ちも向上、この点にも安心感


 α350はライブビューや、ワンタッチで1.4倍、2倍の望遠撮影が楽しめる「スマートテレコンバーター」などα200にはない機能を搭載しているが、基本的な操作感はα200と同様だ。

 ライブビュー時の反応速度に関しては、リアルタイムで位相差AFが利用できることもあり、しゃきしゃきと動作していた。ファインダーをのぞいて使用する場合と体感的な差もほとんどない。ライブビューだから、反応が鈍いと考えずに済む点は嬉しい。バリアングルはローアングル撮影時に特に便利で、11-18mmの広角ズームレンズなどと組み合わせて、パースペクティブ(遠近感)を生かした作例作りにもチャレンジしたい気分になる。

 視野率(特にライブビュー時の)が低いという話も聞くが、ペンタックスの「K20D」と一緒に併用していても、極端に狭いという印象はなかった。もちろん比べれば狭いのだが、単体で使用するぶんには気にならないレベルだろう。

 最後にいいと思ったのは、バッテリーの持ちだ。ライブで使用した際は1日3時間連続で使い、340枚程度シャッターを切った。屋外での撮影時も含めると400枚以上、充電なしで使ったが、電池残量のゲージがひと目盛りも減らなかった。省電力化もかなり進んでいると言えそうだ。

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