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3D CG作成ソフト

レビュー:Shade 10 Professional for Mac OS X

2008年03月02日 17時42分更新

文● でった☆

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衝突判定や重力などを備え、本物に近づいたヘアーサロン


 バージョン9から搭載された「ヘアーサロン」は、10で多くの機能が追加された。髪と形状や髪同士のめり込みを解消する「衝突判定」、髪が重さで自然に垂れ下がる「重力」、一方方向にそろえる「クシ」などによって、より自然にヘアスタイルをデザインできる。

Shade 10

マスクを利用可能でヘアーを生やす範囲が決められる。色、密度などを発生元の形状に直接指定できるようになったので、思い通りの位置に髪の毛を生成できる

 フワフワした細かい髪を表現するファーレンダリングも搭載。基本レンダリングすべてに対応しており、アンチエイリアスや大域照明などのレンダリング機能を利用して、間接光も表現できる。

 物理設定をしてムービーに書き出せば、人物の動きにあわせてヘアースタイルが自然に動く。

Shade 10

髪の毛を作成し、発生源の形状を動かすと、髪の毛が重力と慣性に従ってアニメーションする。頭髪以外にも、毛皮のコートや、動物の体毛などの表現も簡単だ


(次ページに続く)

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