マニピュレーターをはじめ編集機能が大幅に充実
本バージョンから搭載されたマニピュレーターは、「移動」「回転」「スケール」と、すべてをまかなう「統合」の4種類があり、コントロールバーから実行する。編集したい形状を図面で選択し、表示されたマニピュレーターのハンドルをドラッグするだけで形状の移動や、回転といった編集を直感的に行えるのだ。
これに伴い、外枠が「バウンディングボックス」で表示されるようになった。バウンディングボックスとは、選択形状全体のいちばん外側を立方体で囲んだもので、ここの数値を変更すると、形状全体のサイズも変えられる。例えば家屋全体を選択し、数値でサイズを変更すれば業務レベルに対応した正確なモデリングが可能だ。
また、「オブジェクトガイド」機能では、形状の移動時にほかの形状の外形や中心をバウンディングボックスにスナップできる。ドローソフトのような形状同士の正確な位置合わせが実現する。
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