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特権ユーザーの監査機能を強化、インサイトテクノロジーがDB監査ツールの新版

2008年02月29日 16時18分更新

文● アスキービジネス編集部

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インサイトテクノロジーは、データベース監査ツールの最新版「PISO 4.0」を4月2日から出荷する。


30種類の監査テンプレートを用意したオプションも


 「PISO」は、企業内のデータベースへのアクセスを記録し、監査に必要なレポートの作成を可能にするDB監査ツール。不正アクセスの際にアラートを出したり、アクセスログを追跡して情報漏えいや改ざんを防止する機能も持つ。

 新版の「PISO 4.0」は、内部統制の整備において重要とされるOracle Databaseの特権ユーザーの監査機能を中心に強化した。従来からの特権ユーザーのアクセス(参照/更新/削除)に加え、ログオンやDBの起動・停止、リカバリといった操作をすべて記録、監視する。

 このほか、分析・レポート機能の強化やUIへの刷新、ルール違反の不正が発生した際に接続を取りやめる遮断機能の追加などを図った。200項目以上の機能を追加したという。

 対応するDBは、Oracle Database 7.3以降、Microsoft SQL Server 2000/2005、Symfoware Server V9以降。最小構成時の価格は460万円(税別)からで、4月2日に出荷を開始する予定。

 新版と併せて、インサイトテクノロジーではオプション機能の「ARO 4.0」も発売する。PISOのログ分析/レポート機能を強化するもので、新版では監査監査レポートのテンプレートを30種類を用意した。価格は250万円(税別)から。

 また、1カ月の期間で製品の特権ユーザーに対する監査環境の構築を支援するコンサルティングサービス「特権ユーザー監査対応パック」も始める。価格は300万円(税別)からとなる。

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