初心者にもやさしい考え抜かれた機能群
久々にアップデートした本ソフトには、ユーザーの使い勝手を考えた機能が多数追加されている。
例えば、従来の「標準」モードと「クイック」モードに加えて「ガイド」モードが備わった。「ガイド」モードとは、画像の補正目的に従ってツールの選択や操作方法をナビゲートしてくれるものだ。
「編集」タブの「ガイド」ボタンをクリックすると、右側に処理方法を表示したメニューが現れる。そこで、写真の切り抜きやカラー補正といった処理したい項目をクリックすると、手順やアドバイスとともに処理に適したスライダー/ツールが表示され、補正に慣れない初心者でもスムーズに作業が行える。「フォトマージ」を使った合成写真を作るメニュー項目もあるので、初めての人も戸惑うことなく新機能を活用できるだろう。また、前バージョンと同様、補正前と補正後の画像を並べて作業できるため、ライトユーザーでも確実な補正が可能だ。
「標準」モードでレタッチする際、画面を広く使いたいときに備えて、右のパレットと下のプロジェクトエリアを折り畳んで作業することもできる。
そのため、編集画像を画面いっぱいに表示させて作業できるのだ。そのほか、マルチモニター環境では画像ウィンドウをもう一方の画面に移動できる。高機能をただ追求しただけでなく、ユーザーの使い勝手を意識した作りになっている。
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