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レビュー:Adobe Photoshop Elements 6.0

2008年02月29日 09時00分更新

文● 諫山研一

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インテルMacの移行に拍車がかかる検証結果


 最新版ではユニバーサルバイナリー化を果たしており、インテルMacで最大のパフォーマンスを発揮する点が大きな魅力だ。ここでは、PowerPC/インテルMacとの速度比較、ならびにElements 4.0と比較してその実力を検証した。

Elements

インテルMacにはMacBook Core 2 Duo 2.16GHz、メモリー容量1GBを、PowerPCにはG5 2.5GHz、メモリー容量1GBを使ってベンチマークをとった。なお、RAW現像の検証には10メガピクセルの画像データを使用 。前バージョンと比較するとRAW現像以外は速くなっている。PowerPCとインテルMacを比べても全体的に速度がアップ。インテルMacのユーザーは確かな満足感を得られるだろう

 比較したのは、起動時間/マジック選択ブラシツールとクイック選択ツールの指定にかかる時間/デジカメ画像のRAW現像に要する時間──の3項目。結果は、RAW現像は前バージョンのほうが速いものの、起動時間や範囲選択は圧倒的にスピードアップした。

 PowerPCに比べてインテルのほうが全体的に速度が向上しており、インテルマックユーザーなら6.0への乗り換えはマストだ。


(次ページに続く)

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