長時間座るのなら椅子に絶対こだわりたいっ
あなたは毎日何時間椅子に座っていますか? デスクワークが多い方など、うっかりすると布団に横たわっている以上の時間、椅子に座っていませんか? あなたが普段使っている椅子は、座り心地が良く、疲れにくい椅子ですか? “座る”という行為は、実は腰に一番負担がかかる姿勢だってご存知でしたか?
そう! 椅子は私たちのカラダを預ける大切な相棒……そんな相棒が私たちの健康に負担をかけているかもしれないんです!
長時間のデスクワークが続くと右腕が上がらなくなり、整体のお世話になる私の元に、ある日やってきた椅子……これが予想以上にカラダにフィット。
おかげでなかなか快適に仕事をこなせています。そんな私の相棒とは、その名もSWINGSEAT(スウィングシート)! 人間のカラダの曲線などを考慮して人間工学に基づき設計されたエルゴノミクスチェアなのです。SWINGSEATに座りながら、SWINGSEATの魅力と使い心地をレポートしてみました。
組み立て
複雑そうな構造に見えますが、組み立てはドライバーもレンチも不要で簡単!
容姿
存在感のある大きさに真っ黒なボディは、多機能ながらもシンプルなデザインがスマート。オフィスや書斎のインテリアを邪魔しません。
肘掛け
硬すぎず、柔らかすぎない肘掛けは、上下がスライド&取り外して左右を入れ替えられるほか、360度回転するので、自分好みの高さや幅、角度に調整できます。
キーボードを打つ時にアームレストの役割も果たしてくれるのがありがたい! また、肘をついて考えごとをするクセのある私には、極端に背を丸めたり、左右どちらかに傾くことも少なくなりました。
背もたれ
ランバーサポートが内臓されている背もたれは、上下にスライドし、奥行きが5段階に調節できます。ランバーサポートとは、腰椎や仙椎背骨をサポートしながら背骨を逆S字の正しい姿勢へと導く機能のことなのだとか。確かに自分のカラダに合わせて背もたれの高さを調節すると、腰の位置に背もたれのカーブがフィットします。
また、私の場合、仕事に集中する時は浅く腰掛け、考えごとをしたり、リラックスする時には深く腰掛けるので、奥行きの調節機能を使い分けていますが、普段自分が座る時のクセやカラダの大きさに合わせることができますね。肘掛け同様、ボリュームはありつつも硬すぎず、柔らかすぎません。やはりこういうところも計算されているんでしょうか?
座面
ガス圧で高さの調節ができるので、操作はレバー一つ、力も要らないので女性でも楽々! 足の裏全体が床につくように膝を曲げて座った時に、膝とお尻が平行になるように調節することが正しい姿勢のコツなのだそうです。
スウィング
そしてなんといっても心地良いのがこのスウィング機能! この椅子、背もたれと座面の両方がシンクロして動くんです。慣れるまではなんだか落ち着きませんでしたが、慣れてしまえばこれほどいいものはありません。
座面の高さを一番高くして深く腰掛けていても、椅子が反応して足の裏が床から離れることなく、正しい姿勢をキープ! 後ろにもたれても椅子が正しい姿勢をキープ!
これまでに挙げた自分のカラダに合ったフィット感に加え、常に座る人の背筋を逆S字に導こうととことんフォローをしてくれるので、いつもなら長時間座っていると背中や腰が痛くなってくるのに、痛みを感じることが少なくなりました。ずいぶんとカラダへの負担が軽減されているのかもしれません。
また、長時間座っていると、太ももの下の方が圧迫されて血液の流れが悪くなり、むくみの原因になってしまうのですが、それも軽くなったように思います。
スウィングの硬さも選べるので、仕事をする時は硬く、リラックス時は柔らかくしてロッキングチェアのようにゆらゆら揺らして……うたた寝までしてしまいました(笑)。
電車や飛行機に長時間乗ると疲れてしまったり、エコノミークラス症候群などになりやすいといわれていますが、オフィスも同じ。
パソコンが普及したからといって仕事が早く終わるわけではなく、むしろ仕事が増え、長時間パソコンに向かうことで目は疲れ、肩は凝り、腰が痛くなる……普段から姿勢が悪いならなおさらです。これらはストレスだけでなく、ひいては内臓疾患などの引き金にもなりかねません。
継続的に正しい姿勢で座ることは難しくても、サポートしてくれる椅子があれば、そんなカラダの悲痛ない叫びも軽減してくれるのではないでしょうか。
そして、毎日SWINGSEATを使っていればカラダが正しい姿勢を覚え、SWINGSEATを使えない時でも自然と正しい姿勢になる……そんな習慣づけができる日が来ることを期待してしまいます。
まだまだ付き合いが短いので、これからSWINGSEATの楽しみ方を見つけていきたいと思っていますが、自分に合った椅子選びって大切なんだなぁ……としみじみ。
長時間椅子に縛り付けるのだから、オフィスの椅子だって疲れにくい椅子にして欲しいですよね。
そうすればいい仕事ができるかも!?