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よろしくパソドック 第11回

【よろしくパソドック Vol.11】

魔法の特定ゲーム用デバイス「みるきぃ・ソーセージ」【みるきぃ・マウス後編】

2008年02月23日 23時00分更新

文● 藤山 哲人

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天板の加工してスイッチを押せるようにしよう!

 底板にすべてのパーツを固定したら、M4 60mmのネジを底面から差し込み、ネジに押しバネを通して天板を取り付けてみよう。

今回使ったバネはコレ。似たようなものをDIY店で探して欲しい

 底板と天板は、こんな具合になる。

天板と底板の取り付け

底板からネジを通し、バネを挟み込んで天板をかぶせる。最後はナットで天板の高さ調整

 さて問題は、天板が高くてマイクロスイッチが押せないという点。この問題を解決していこう。

1) 天板に取り付けるスポンジゴムをカット

 天板とマイクロスイッチの隙間を埋めるのに最適なのは、厚さ10mm程度のスポンジゴム。マイクロスイッチと天板の隙間をこれで埋めてやろう。

同じ長さのスポンジゴムを8つ切り出す

 2つのマイクロスイッチを同時に押す必要があるので、長さはできるだけ正確に切り出して欲しい。2つのスポンジゴムをゴムボンドで接着して、キューブ状のものを作っておこう。

キューブ上のスポンジゴム

ゴムボンドでキューブ状のスポンジゴムを作る

2) 天板にマイクロスイッチのレバー位置をマーキング

 先ほど作ったキューブ状のスポンジゴムを、天板に貼り付けよう。まず天板の裏側にマイクロスイッチのレバー位置をマーキングして、そこにスポンジゴムをゴムボンドで貼り付ける。

マイクロスイッチの位置をマーキングして、そこにスポンジゴムを接着

3) 天板をはめ込んで高さ調整

 スポンジゴムを接着した天板を再び組み立てて、最終的な調整をする。

余った電線類結束バンドなどで固定するといい

パーツを固定した底板の上に天板を乗せる

 板の間からスイッチのレバーとスポンジゴムが密着していることを確認しよう。

密着していない場合は、ナットを締めて天板の高さ調整をする

4つのスイッチがスポンジゴムに密着していることを確認する

 実際に天板を踏み込んでみて、マイクロスイッチがカチッ!とONになる踏み込み具合を調整する。
 スイッチはシーソーになっているので、片方を踏み込むと反対側が持ち上がることに注意。ナットを締めすぎると、反対側の板が持ち上がらず、結果としてスイッチが押せなくなってしまうのだ。

ナットの固定

ナットをもうひとつねじ込み、2つのナットをそれぞれ逆方向に回し、固く締め付ける

 調整が終わったらナットをもう1個用意して、ナット同士をきつく締める。これで緩まなくなる。

(次ページへ続く)

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