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よろしくパソドック 第11回

【よろしくパソドック Vol.11】

魔法の特定ゲーム用デバイス「みるきぃ・ソーセージ」【みるきぃ・マウス後編】

2008年02月23日 23時00分更新

文● 藤山 哲人

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フットスイッチ接続用コネクタを作る

 「みるきぃCAT」と同様に、マウスの左右ボタンと移動速度の切り替えスイッチは、フットスイッチにしなければならない。なぜなら両手はフリーじゃなきゃならんのだ! そこでフットスイッチとのコネクタを作ってやることにする!

1) ピンコネクタをカットする

 コネクタに使うのは、PCやハードディスクでお馴染みのピンタイプのコネクタ。端子数の割りには、非常にリーズナブルでよい! もっとカッコイイコネクタを使ってもかまわないが、値段が10倍ぐらいまで跳ね上がるのでブルジョアにしかお勧めできない。コネクタって何であんなに高いんだ!

20Pもあって100円!安っ!

基板の切れっ端とピンコネクタオス20P、それにメス6P

 6Pぶんだけニッパでカットしよう。

切断はニッパで簡単にできる

これでオスメスともに6Pのコネクタができた

2) 逆差し防止機能も付けてみよう!

 せっかくなので、逆差し防止機能も作ってみた。オスのコネクタはピンを1本去勢っ! メスのコネクタは、貞操帯代わりに穴に爪楊枝を突っ込んで瞬間接着剤で固定だ。

HDDのIDEコネクタでもお馴染みの方法

これだけの加工で逆差しを防止できる

3) オスコネクタの配線  あとは外部に引き出す電線をコネクタにハンダ付けしていく。ピンコネクタは、底板に固定できるように基板にハンダ付けしよう。

コネクタに配線

移動速度のHI/LOW、マウスの左右ボタン、そしてこれらに共通のGNDで計5本を配線

 写真では左から順に、次のようなピンアサインになっている。

1:黄色:可変電圧ユニット3V(300Ωの抵抗から)HIスピード
2:NC(逆差し防止ピン)
3:赤:可変電圧ユニット1.5V(50Ωの抵抗から)LOWスピード
4:青:GND(可変電圧ユニットから) マウスのGNDと共用
5:緑:マウス右ボタン
6:緑:マウス左ボタン
 オスコネクタの配線は、これで終わりだ。

“みるきぃ・マウス”用のフットスイッチを作る

 “みるきぃCAT”のフットスイッチは左足で操作、“みるきぃ・マウス”は右足で操作する。したがってボタンレイアウトは“みるきぃCAT”のレイアウトの鏡像になるようにしよう。

ボタンレイアウト

右側にレイアウトするものは、フットスイッチの下部にレイアウトする

1) 200mm×100mmのアルミ版に取り付け穴を開ける

 左からマウスの左ボタン、右ボタン、小さい穴は速度切り替えのトグルスイッチ取り付け用だ。

フットスイッチの操作パネル

大きい穴はホールソー、小さい穴はドリルで穴あけ

(次ページへ続く)

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