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次世代DVD競争は終焉に

東芝、緊急会見でHD DVD事業終息を発表【更新版】

2008年02月19日 19時32分更新

文● 編集部 太田 渉

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東芝のHD DVDの記者発表で出た質疑応答を抜粋


 会見の質疑応答では、BDの採用以外にも興味深い質問が多く西田氏にぶつけられた。


Q:終息の原因はどこにあると考えているか。またそのタイミングのきっかけは

西田:状況としては、12月終わりから1月の発表までは、次世代ではDVDプレーヤーのシェアは弊社の方が高かった。HD DVDドライブ搭載のパソコンなどもこれから増産を行なう予定であった。そういう段階でのワーナーブラザーズの方針転換は寝耳に水だった。これが、終息の大きな理由となっている。また、競争という観点からももはや勝ち目はないと判断した結果が終息のタイミングが早かったという理由となる。



Q:HD DVD関連施設はどのように対応するのか

西田:HD DVD関連施設については、弊社事業でのさまざまな活用を考えている。最終的な活用内容は現時点では未定。



Q:HD DVDのみを支持しているメーカーへの対応はどうするのか

西田:事業終息の説明はしているが、各社がどういう決定を下すかはメーカーの意見であるため、私の口からは説明できない。



Q:ワーナーと契約が年末に切れるという話が出ていたが、まさか方針転換をしないだろうという油断があったのではないか

西田:ワーナーとの契約は12月で切れてはいなかった。契約が切れる前に方針転換があったので、油断があったのではないかと言われれば答えにくい。油断といえば油断であった。



Q:技術者の処遇はどうするのか

西田:HD DVDの技術者は高い技術を持っている。今後、弊社が展開するグループ全体の事業内で、活用を適材適所で判断する。



Q:米国市場における訴訟のリスクはどうするのか

西田:訴訟とリスクという観点については訴訟が起きた時に。ハードを販売してきたわけで、ソフトを提供してきたわけではない。この責任を弊社がすべて負うつもりで商品を提供してきたつもりはない。



Q:営業利益はどうなるのか

西田:現時点では不確定な要素が多く詳しい話はできない。これからどの程度費用がかかるか精査していく。





 また同社は会見で、NAND型フラッシュメモリーの生産能力増強と、次世代メモリーの生産拠点を目的とした「半導体製造棟」を2棟建設すると発表した。2棟の製造棟は1兆7000億円を越える規模で、三重県四日市市と岩手県北上市に建設される。2009年春に着工し、2010年に竣工する予定。

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