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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第77回

USBデバイスを右クリックメニューから直接取り外せるようになった

2008年02月29日 10時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windows XPのエクスプローラでは、取り出ししかない

Windows XPのエクスプローラでリムーバブルディスクを右クリックしても、メニューには「取り出し」(光ディスクのイジェクトに当たり、デバイスの取り外しではない)しかない

Windows Vistaのエクスプローラなら、取り出しだけでなく取り外しもできる

Windows Vistaでは、ドライブアイコンの右クリックメニューから「取り外し」も行なえるようになった

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

 Windows XPでUSB接続の光学ドライブやフラッシュメモリーを外す際には、通知領域のアイコンをクリックして表示されるメニューや、「ハードウェアの安全な取り外し」ダイアログから行なっていた。それがWindows Vistaでは、エクスプローラのドライブアイコンからワンアクションで取り外せるようになっている。

通知領域のデバイスアイコンを左クリックすると、デバイスを簡単に取り外せる

通知領域のデバイスアイコンを左クリックすると、デバイスを簡単に取り外せる。この点はXPから変わっていないが、問題が生じる可能性も

 なお、上の画像にあるような“通知領域のアイコンを左クリックしてデバイスを取り外す方法”では、ハードウェアによって有効に動作しない場合がある(関連サイト参照)。マイクロソフトは修正プログラムを提供しているが、自動更新機能やWindows Updateでは提供されておらず、入手するにはオンラインカスタマーサービスにオンラインリクエストを送信する必要がある。自動更新での修正は、Service Pack 1の提供まで待つしかないので、その場合は従来のもうひとつの方法である、「ハードウェアの安全な取り外し」ダイアログから取り外し作業を行なえばいい。

「ハードウェアの安全な取り外し」ダイアログも残っている

通知領域のアイコンをダブルクリック(または右クリック)して行なう「ハードウェアの安全な取り外し」ダイアログも残っている。こちらの方が今のところ安全か

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