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パナソニック、世界最小の光学10倍ズームコンパクトデジカメを発表

2008年02月15日 16時48分更新

文● 編集部 盛田諒

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 松下電器産業(株)は15日、同社が2007年3月に発売した、ライカカメラ(株)製の広角28mmレンズ「DC VARIO-ELMAR」(バリオ・エルマー)を搭載するコンパクトデジカメ「LUMIX DMC-TZ3」(関連記事)の後継機種となる「LUMIX DMC-TZ5」を発表した。カラーバリエーションはシルバー(S)、ブラック(K)、ブラウン(T)の3種類。3月14日に発売する。価格はオープンプライスで、予想実売価格は4万7000円前後。

シルバー

シルバー

ブラック

ブラック

ブラウン

ブラウン

 DMC-TZ5は、薄さ36.5mmと光学10倍ズームレンズ搭載タイプとしては世界最小(2月15日現在、同社調べ)というコンパクトデジカメ。新たにHD解像度(1280×720ドット)の動画撮影(毎秒30フレーム)に対応し、動画撮影中のズームを可能にしている。また、TZ3に比べてひとまわり大きな1/2.33インチの910万画素CCDを採用しており、4:3/3:2/16:9のアスペクト比において、すべて同一の画角での撮影を可能にする「マルチアスペクト」を実現するほか、暗い場所などの撮影状況に合わせて撮影シーンを自動設定する「おまかせiA」モードを搭載していることなどが主な特徴。

 そのほかに、赤目現象を自動で検知し、撮影と同時にデジタル補正する「デジタル赤目補正」機能、プリセットされた効果・音楽に合わせて写真をスライドできる「音楽付きスライドショー」機能を搭載する。また、独自の画像処理LSI「ヴィーナスエンジンIV」を新たに搭載し、低周波域でのノイズを重点的に低減することなどで高画質を実現しているという。

 背面には3インチ/46万画素のTFT液晶ディスプレーを搭載。記録メディアは約50MBの内蔵メモリーと、SDメモリーカードスロット(SDHC対応)を備える。電源はリチウムイオン充電池を使用し、撮影可能枚数は約300枚(CIPA測定基準)。本体サイズは幅103.3×奥行き36.5×高さ59.3mm、重量は約240g(バッテリー、メモリーカード含む)。

 そのほかの主な仕様は以下のとおり。

DMC-TZ5の主なスペック
製品名 DMC-TZ5
撮像素子 有効910万画素CCD(1/2.33インチ)
レンズ LEICA DC VARIO-ELMAR 光学10倍ズーム
焦点距離/開放F値 4.7~47mm(35mm換算で28~280mm相当) / F3.3~4.9
ISO感度 オート/100/200/400/800/1600(高感度モード時で6400)
液晶ディスプレー 3インチ低温ポリシリコンTFT(約46万画素)
記録メディア SDメモリーカードまたは内蔵50MBメモリー
バッテリー リチウムイオン充電池
バッテリー寿命 約300枚(CIPA測定基準)
本体サイズ 幅103.3×奥行き36.5×高さ59.3mm
重量 約240g(装備重量)

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