アップルジャパン(株)は12日、プロ向けの写真編集・管理ソフト「Aperture 2」(アパチャー 2)を発売したと発表した。価格は通常版が2万3800円で、アップデート版が1万1800円。
「Aperture」は、RAW/JPEG/TIFF/PSD形式などさまざまな画像ファイルをプロジェクトとして読み込み、写真の比較やルーペによる細部の確認、色調補正、修整、著作権やキャプションといったメタデータの埋め込み、アルバム管理、ライトテーブル表示での写真選択、フォトアーカイブの作成など、カメラマンのポストプロダクション作業を一括して担う写真編集・管理ソフトだ。バージョン2では画像処理エンジンとインターフェースを一新。100以上の新機能が加わり、画像の読み込みや閲覧、検索時のパフォーマンスも向上している。
新搭載の画像処理エンジンでは、ハイライトの復元やカメラごとに画像プロファイルをユーザーが微調整するためのコントロール機能、肌のトーンを保ちながら必要な部分の彩度を上げるヴァイブランシー機能、キズやセンサー上のゴミを簡単に消すための編集機能といった新しいツールを搭載。また、キー配列を確認しながらショートカットをカスタマイズしたり、iPhotoライブラリーのすべてのイベントと画像に直接アクセスすることも可能だ。
自分のポートフォリオを直接.Macウェブギャラリーに掲載したり、iPod touchやApple TVで閲覧することもできる。
対応システムは、Mac OS X 10.4.11またはOS X 10.5.2。対応マシンはPowerPC G4 1.25GHz以上を搭載したPowerBook G4またはPowerPC G5/インテル製CPUを搭載したMac。