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よろしくパソドック 第9回

【よろしくパソドック Vol.9】

魔法の特定ゲーム用デバイス「みるきぃ・ソーセージ」【みるきぃCAT編】

2008年02月11日 21時00分更新

文● 藤山 哲人

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さあ、いよいよテスト!

 テストには12Vの電源が必要だが、ちと設計ミスをしてしまい、PCから電源を取るための長いケーブルは、みるきぃ・MOUSEの方につけてしまった……。まぁ、ご愛嬌でカンベンして欲しい。
 そこでPCから電源ケーブルを引っ張り出して、フットスイッチユニットに接続してもらいたい。
 壊れた外付けCD-ROMドライブなどがあれば、内蔵の電源を取り出して使ってもいい。

スイッチも付いててちょうどいい!

おそらくSCSI接続のCD-ROMドライブから取り出しだ臓器。電源ユニットは便利に使えるので、機器を捨てる際には取り出しておこう

 また静音電源に載せ替えて、AT電源が余っている場合は、大きなコネクタの14番ピンと13番ピンをショートさせて、強制的に電源をONにしてやろう。やり方については、「よろしくパソドック Vol.5 熱にだって負けない! ファンでクールなブロードバンドルーターを作る!」を参考にしてもらいたい。

緑の電線と隣の黒い電線を接続すると、AT電源はONになる

 続けてフットスイッチユニットとアクチュエータユニットを電線で接続。コネクタの逆刺しに注意しよう。
 これで準備OKだ。フットスイッチを押してみて、キーが“ガチコン!”と押されれば、ミッションコンプリート!

 これでエ●ゲーをプレイする片手がフリーになった!

 もしソレノイドのパワー不足でキーを押し込めない場合は、リンク機構に引っかかりがないか? またスムーズに動くかどうかをチェックして欲しい。
 それでもダメなら、次のアクチュエータ・パワーブースターを取り付けて欲しい。

アクチュエータ・パワーブースターの作成

 ストロークの重いキーボードの場合は、ソレノイドのパワーを補完するパワーブースターをつけるといい。

昇圧回路? いえいえ。
プランジャの磁化? いえいえ。
バネを使って強化? いえいえ。

 当初の設計段階で出てきた輪ゴムである! うはーチープ!
 数g~数kgまで、幅広いパワーレンジを持つ輪ゴムこそ、一番簡単で一番汎用的なアクチュエータである! しかもブースターはON/OFFする必要がない。よって、ゴム以外に適切なパワーブースターはありえないのだ!
 用意するものは、30mm程度のネジ2本を輪ゴム1、2本。

1)支柱の作成

ナットは仮止めするていどにしておこう

ソレノイドの脇に2本のネジを立てる

 ソレノイドの脇に、M3 30mmのネジを2本立てる。まだガッチリ固定しないこと。

2)リンクアームの穴にゴムを通し、ゴムを支柱に引っ掛ける。

パワーブースター完成!

リンクアームに輪ゴムを通し、ゴムの両端をネジに引っ掛ける

 これでパワーブースターの完成だ! 早っ!

3)キーを押さない程度にゴムを引っ張りテンションを調整

ブースト圧の調整

ネジの位置やゴムの長さを変えて、ブースト圧を調整する

 実際に動作させてみながら、輪ゴムのテンションを調節しよう。支柱の位置を少し下げたり、またゴムの長さを調整するだけで、g単位の微妙な調整が可能だ。素晴らしき輪ゴム!
 パワーブースターを付けたらキーがガンガン押せるようになったんじゃないだろうか?

4)2連ソレノイドのパワーブースター

ブースト圧の調整も忘れずに

こちらはネジを1本立てて、リンクアームをプーリーセットに添付のゴムで引っ張る

 2連ソレノイドの場合、集積度が高いため2本の支柱を立てるのが難しい。そこで、ソレノイド2本の間に30mmのネジを1本立て、写真のようなパワーブースターにするといいだろう。
 みるきぃ・MOUSEユニットで使う、タミヤのプーリーセットには、ひも状のゴム(輪になっていない)が添付されている。これを適当な長さに切り、それぞれのリンクアームの穴に通して、支柱に引っ掛ける。
 これでパワーブースターの完成である。

 さて次回は、もう片方の手で操作しているマウスを足でコントロールするための、みるきぃ・MOUSEユニットの製作を紹介しよう。

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