マイクロソフト(株)は5日、最新OSのアップデーター「Windows Vista Service Pack 1」(SP1)の開発が米国時間の今月4日に完了したと発表した。3月中旬に提供を開始し、4月中旬に自動更新の開始を予定しているという。
Windows Vista SP1は、Vista発売以降に修正提供された500個以上の更新プログラムの累積と、ユーザーからのフィードバックを基に行なわれた開発により、主に下記の6分野で機能の強化ならび追加を行なっているという(関連記事)。
- 対応デバイスの拡大
- アプリケーション互換性の拡大
- バッテリー寿命時間の改善
- セキュリティー強化
- 信頼性の向上
- パフォーマンスの向上
また、主な改善や追加機能は以下のとおり。
- ファイルのコピー、シャットダウン時間および休止状態からの復帰時間の短縮
- Windows BitLocker ドライブ暗号化マルチ ボリューム機能追加
- Windows BitLocker ドライブ暗号化マルチ ファクター機能追加
- 生体認証によるスマートカードログオン
- グループ ポリシー項目拡充など
同社ウェブサイト「Microsoft ダウンロードセンター」、「Windows Update」(「重要な更新」での配信)、および企業ユーザー向けに「Windows Server Update Services」を通じて提供される。