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ベタですまんが、こいつはいいものだ

【レビュー】えっ! この充実度で7万円? 驚きの低価格ミニタブレット「SA5SX12A」

2008年02月04日 21時06分更新

文● 編集部 小林 久

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このキーボードなら十分打てる


 A5クラス(7インチワイド液晶パネル)のミニノートということで、気になるのは、ディスプレー解像度とキーボードの打ちやすさではないか。

KOHJINSHA SA

液晶は写真のように180度反転できる。タッチパネルになっており、指でスライドをめくりながらプレゼンするといった使い方も可能だろう

 まず液晶パネルの解像度に関しては今回から1024×600ドットと実用上ギリギリ不便を感じさせないレベルにまで向上した。KOHJINSHA SAシリーズは同社ミニノートではローエンド機という位置付け。インテルプラットフォーム採用の上位機「KOHJINSHA SH」とは異なり、これまで800×480ドットの実解像度を、スケーリング処理で擬似的に1024×600ドットに上げていたが、これにより視認性/実用性ともに大きく向上した形になる。

KOHJINSHA SA

キーボード。配列は若干特殊だが、無理なく打てる良質なものという印象を持った

 キーボードに関しては、77キーの日本語キーボードで、若干特殊な配列になる。具体的に言うと、A5サイズでピッチ16.8mmというギリギリタッチタイプ可能なサイズを確保するために、通常のJIS配列でEnterキーの左にある「「」_~|」キーを右上に逃がし、キーをカーソルキーの右側に動かした形だ。

 この配列に関しては賛否両論ありそうだが、個人的には「それほど違和感なく打てる」という印象を持った。キーボードの底板がしっかりとした作りであることも手伝って、タッチも良好。ローマ字入力でインタビューのメモ取りに使ってみたが、特に問題を感じなかった。配列が特殊といっても利用頻度の低いキーが端に追いやられているというだけなので、一部キーをFnとのコンビネーションで打たなければならない仕様よりはずいぶんとマシである。

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